日本時間で10月5日午後8時、今年のノーベル文学賞にノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏が選ばれました。
村上春樹さんの受賞を心待ちにするファン「ハルキスト」からは、今年も落胆の声が上がりました。
6日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、この話題に関する投稿を紹介しました。
ベケットでありイプセンでもある
今年のノーベル文学賞を受賞したヨン・フォッセ氏は、1959年ノルウェー生まれ。1983年に小説『赤、黒』で作家デビューしました。
児童文学や雑誌などを手がける一方で、90年代から戯曲を書き始め96年初演の『だれか、来る』は、フランスで99年に上演された際に「21世紀のベケット」と称賛されました。
欧州の現代演劇を代表する劇作家として、戯曲は40以上の言語で翻訳上演されています。イプセン賞や北欧戯曲家賞を受賞し、「イプセンの再来」とも呼ばれています。
「21世紀のベケット」そして「イプセンの再来」という部分で「ちょっと混乱する」と、つボイ。
つボイ「イプセンはわかりやすいですけど、ベケット全然わからへんのやけど。一緒の人か?
これは本当に」
小高「いろんな呼ばれ方があるんですね」
児童文学や雑誌などを手がける一方で、90年代から戯曲を書き始め96年初演の『だれか、来る』は、フランスで99年に上演された際に「21世紀のベケット」と称賛されました。
欧州の現代演劇を代表する劇作家として、戯曲は40以上の言語で翻訳上演されています。イプセン賞や北欧戯曲家賞を受賞し、「イプセンの再来」とも呼ばれています。
「21世紀のベケット」そして「イプセンの再来」という部分で「ちょっと混乱する」と、つボイ。
つボイ「イプセンはわかりやすいですけど、ベケット全然わからへんのやけど。一緒の人か?
これは本当に」
小高「いろんな呼ばれ方があるんですね」
ノルウェーだけに?
そしてノーベル文学賞といえば、毎年話題になるのはやはり村上春樹さんです。
「毎年『とるぞとるぞ』と言われている村上春樹氏。いつとれるのでしょうか?」(Aさん)
「ノルウェーの方が受賞されました。ノルウェーということで、村上春樹が半分とったようなものです」(Bさん)
小高「『ノルウェイの森』は書いてるけど!」
つボイ「半分とったようなもんや!」
小高「それで半分もとったんかい!」
つボイ「ここまでグッと来たんやから」
「ノルウェイ」つながりでノーベル文学賞を半分獲得?なんとも斬新な解釈です。
「毎年『とるぞとるぞ』と言われている村上春樹氏。いつとれるのでしょうか?」(Aさん)
「ノルウェーの方が受賞されました。ノルウェーということで、村上春樹が半分とったようなものです」(Bさん)
小高「『ノルウェイの森』は書いてるけど!」
つボイ「半分とったようなもんや!」
小高「それで半分もとったんかい!」
つボイ「ここまでグッと来たんやから」
「ノルウェイ」つながりでノーベル文学賞を半分獲得?なんとも斬新な解釈です。
ノルウェーのヨン様?
「ノーベル文学賞はヨン様に決まりました」(Cさん)
つボイ「韓国の作家かと思うやん!」
小高「ヨン・フォッセ!ヨンは(ペ・)ヨンジュンのヨンですからね。名字じゃないからね、ヨン様はね」
「全然日本語訳がないらしいですよ」(Dさん)
せっかくのノーベル文学賞ですが、日本語訳がないため、書店に並べる本が『だれか、来る』以外にほぼないという状況が続いています。
つボイ「韓国の作家かと思うやん!」
小高「ヨン・フォッセ!ヨンは(ペ・)ヨンジュンのヨンですからね。名字じゃないからね、ヨン様はね」
「全然日本語訳がないらしいですよ」(Dさん)
せっかくのノーベル文学賞ですが、日本語訳がないため、書店に並べる本が『だれか、来る』以外にほぼないという状況が続いています。
読書感想文に応用しよう
「フォッセさんの戯曲は句読点がなく、すぐに改行を行うスタイル。紙がもったいないという話はありそうです」(Eさん)
つボイ「すぐに改行というのは、小中学生の皆さんは覚えておいた方がいいですよね」
これが応用できるのは、夏休みの読書感想文。改行を繰り返すことで、あっという間に原稿用紙の枚数が稼げるというのがつボイの持論です。
つボイ「これは“ヨン様方式”をやった方が」
小高「ヨン様じゃない(笑)」
つボイ「この方式を使うと、400字詰めの原稿用紙があっという間に終わります」
小高「作風が『詩のように短いセリフを反復する』だから、そんな感じかも。あまり日本に入ってないから…」
つボイ「何でも言える!」
ノーベル文学賞。今年も話題を提供してくれました。
(minto)
つボイ「すぐに改行というのは、小中学生の皆さんは覚えておいた方がいいですよね」
これが応用できるのは、夏休みの読書感想文。改行を繰り返すことで、あっという間に原稿用紙の枚数が稼げるというのがつボイの持論です。
つボイ「これは“ヨン様方式”をやった方が」
小高「ヨン様じゃない(笑)」
つボイ「この方式を使うと、400字詰めの原稿用紙があっという間に終わります」
小高「作風が『詩のように短いセリフを反復する』だから、そんな感じかも。あまり日本に入ってないから…」
つボイ「何でも言える!」
ノーベル文学賞。今年も話題を提供してくれました。
(minto)
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