9月19日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)、この日お休みの小高直子アナウンサーに代わり、吉岡直子アナウンサーがピンチヒッターとして登場しました。
吉岡が福岡出身ということで、この日の休日特集は「およそ七円の旅 拡大版 福岡の旅」。福岡のあんなことやこんなことについて、吉岡が福岡の方言を交えながら語りました。
「博多」と「長浜」の違い
「10時のつボ」のコーナーで、「福岡といえば食べ物がおいしい!」と叫ぶ吉岡。ここまでもさんざん福岡のおいしいものについて話してきたのですが、ここで改めて紹介したいというのです。
吉岡「やっぱり外せんのといえば、ラーメンです。とんこつラーメンにも2種類ありまして、ざっくりわけて『博多ラーメン』なのか、それとも『長浜ラーメン』なのか」
吉岡によると、博多ラーメンはクセがなく、うまみがしっかりある、食べやすいとんこつラーメン。「一蘭」「一風堂」といったラーメン店が有名です。
長浜ラーメンは、「とんこつ!」がすごくよくわかるラーメン。「本当に豚からスープを取ってるんだな、というのがわかるのが長浜ラーメン」とのことです。
無料トッピングが多いのは?
「福岡の人はどっちが好きなんですか?」と尋ねるつボイに、「これは本当に、その日のお天気、その日のお腹の状況による(笑)」と吉岡。
「ちょっと今日は雨だから長浜ラーメンがいいな」というように、その日その日の感覚で選んでいるそうです。とはいえ吉岡は「長浜ラーメン派」なんだそう。
長浜ラーメンは元々、漁港で生まれた「漁師めし」
吉岡「身体を使って、お腹がすいた漁師さんたちに食べてもらう。しっかりうまみがあって。博多ラーメンと似ているんですが、ボリュームも感じられる」
つボイ「行くと、カウンターのところに入れ放題のものがずらーっと並んでる」
博多ラーメンでも入れ放題の辛子高菜が置いてあるお店もあるものの、吉岡によると「長浜ラーメンの方が無料率が高いイメージ」なんだそう。
紅しょうがと辛子高菜をドバッ
つボイ「ごま、てんかす、紅しょうが。ダーッと入れ放題が並んでるんで、長浜ラーメンはそれを目的に。自分が好きな味になるんですよ」
吉岡「そう!味変ができるんですよ!」
つボイ「スープがちょっと赤色に。『このくらいの赤さやったらええやろな』という風に私はやるので、長浜ラーメン派かもわかりません」
吉岡「うれしい!一緒です!紅しょうがを入れるとさっぱりいただけるので、始めはそのまま食べて、途中で紅しょうがをちょっと入れて、最後に辛子高菜をドバっと入れて、『ああー入れすぎた』って言いながら食べるのがおいしい」
吉岡、長浜ラーメンにはなかなかのこだわりがあるようです。
素敵なシステム「替え玉」
吉岡が大学進学で東京にやってきた時「醤油がしょっぱくて薄くて、えっなんで?おいしくないじゃん、と思った」という話で、つボイはある友人を思い出しました。
つボイ「私の知り合いの九州人が東京に来た時、『なんじゃこのラーメン、このスープの色は!なんでこんな色してるんだ』と。えらい怒って落胆してましたよ」
吉岡「わかる~!わかる~!あと、なんでラーメンなのに替え玉ができんとね?」
九州人にとって、これは信じがたいことのようです。
つボイ「2杯くらい食べられるんですよ」
吉岡「そう!細麺でね、サラっといけるので。絶対、替え玉は!」
つボイ「麺だけ入れてくれるというシステムは、なんと九州人は良いものを発明したんだー」
吉岡は東京のラーメン店で「替え玉」を依頼してしまい、何度かはじかれたこともあるそうです。
とにかく盛り上がった、吉岡の福岡ラーメン話でした。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年09月19日10時05分~抜粋