『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の人気コーナー「バカ息子・バカ娘」。
お盆も過ぎましたが、親戚が集まると、ほっこり笑えるようなできごとが起こるものです。言い違い、思い違い、こどものやんちゃ。それが笑い話になって毎年毎年、語り継がれます。
8月25日の放送では、このコーナー誕生の発端となった塩見啓一アナウンサーと、小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
ボディバーデン
言い違いはどこにでもあります。ちょっとしたことで、変な雰囲気になります。
「旦那に『アイス食べたいね。何のアイスがいい?』と聞いたら、『"ボディバーデン"が食べたいな』と言いやがりました。
自分の間違いに気が付いたバカな旦那は『あ、ボディじゃなかった』。それ『レディボーデン』な!」(Aさん)
小高「だいぶ違うけど、聞いた人全員なんのことかわかる。間違い方が絶妙ですね」
わかったらそれでいい気もしますが、なぜか恥ずかしさも絶妙です。
エビフライのエビって何?
親はずっとこどもの成長を見てきますが、成長しない部分も見ることになります。
「お盆に息子夫婦が来ました。食事をしていると、結婚してもおバカが直ってないことを、嫁さんの前でも息子が披露しました。
オードブルのエビフライをとりながら、『このエビフライのエビって何?甘エビ?』と堂々と聞いていました。そのときのお嫁ちゃんの顔が忘れられません」(Bさん)
小高「でも甘エビのフライおいしいかも」
塩見「大きさ。見たら違うから」
小高は「甘エビも揚げたら、衣のカリっと中のとろっと感が」と、なぜか甘エビのフライの想像が止まりません。
Hey Siri!
おバカというか、最近はこのケースが多いようです。
「今年中学に入学した次女ですが、夏休みの宿題に質も量も苦戦しているようです。
中学の勉強は教えられないので、わからないところがあったら高校生のお姉ちゃんに教えてもらいな、と言いました。長女にもそれなりのギャラを渡して。
長女はスマホを出してSiriに聞いていました。コラッ!」(Cさん)
塩見「SiriとかGoogleとかで、そこまでできるんですか?」
小高「それでわかる問題もありますよ。漢字の読み方とか。でも、最後は自分でやらないとね」
塩見「受験会場にSiriは持ち込めませんからね」
結局は、なんのための勉強か、宿題かということです。
6本の指が
ぐっとこどもっぽい無邪気な話が続きます。
「昔、実家に親戚一同が集まりました。その頃は、酒屋に瓶ビールを頼んでいました。息子が瓶ビールをカツンカツン鳴らしながら、『お父さん、取れないよー』。
見ると、人差し指、中指、薬指が空き瓶に突っ込み取れなくなっていました。しかも両手ともです。
よい子は指をいれない。普通の子は人差し指で気付く。息子は6本入れました」(Dさん)
笑い話になって親戚が集まると一生ネタとして言われそうです。
チンチン体操第一
最後はこの番組ならではの話題です。
「我が家のバカ息子です。息子はただいま絶賛のお下品期で、毎日おなら、ウンチを連呼してげらげら笑っています。
そんな息子が寝ぼけながら、パジャマのズボンに手を突っ込み股間を掻いていました。
あんまりかいたらあかんよと言うと、『体操しとんの』との返事。体操って何?と聞くと、『チンチン体操第一』と言い、また寝ていきました。
私は初めてその単語を聞きました。いったいその体操はどんなものでしょう。世の男子は、みんなこんな感じでしょうか?」(Eさん)
つボイノリオはいまだにこんな感じかもしれません。
小高はつボイ相手の時のように「大きく右にまわして、ハイ…」とノリノリで体操を想像します。
ところが、今日の相方は塩見。「僕ついていくのやめます。おたくの旦那さんそれやってますか」と完全に腰が引けています。
小高「想像しただけです!」
塩見「おかしくないですか?耐えられないですけど」
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年08月25日10時03分~抜粋