『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、「SDGs」という言葉は何となく聞いたことがあるけど、よくわからないという方にも、わかりやすく解説しています。
SDGsとは、「誰一人取り残さない」という考えの下、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
そう聞くと地球規模の仰々しい話で、私たちからは遠く感じてしまいがちですが、1月13日の放送では、SDGsで決められた目標に対し、私たちの身近なところからできることについて、小高直子アナウンサーが説明しました。
意外と簡単!日常生活でできるSDGsへの取り組み
寝っ転がっていても達成できる目標
17個の目標には、「貧困をなくそう」や「人や国の不平等をなくそう」といった大きな目標が含まれていますが、実現に向けた作業が重いものだと、「持続可能な」目標の達成にはつながりません。
そこで無理なく続けられる方法をアドバイスするため、国連広報センターが『持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド』なるものを公式サイトで公開。
このガイドには、私たちの日常生活に取り入れやすい行動が4段階に分けて紹介されています。
ここではその一部を紹介しますので、みなさんも自分が実現している、あるいは実現できそうかどうか、チェックしてみてください。
まずレベル1は、ソファに寝転んでいてもできる内容で、一例としてはオンライン決済、つまり紙を使わない支払い方法や請求方法を選ぶこと。
紙の無駄を省きますし、請求書を郵送させる場合や、支払いのために車で出かけたりする場合と比べて、エコにつながります。
最近では、オンライン決済にすると安くなるサービスもありますので、自分が得することも。
また、17の目標に関連するような女性の権利や気候変動に関する面白い投稿をSNSで見つけたら、単に「いいね!」を押すだけではなくて、シェアすることで自分の友だちにも広げてみるのも、SDGsの目標達成につながる行動です。
そこで無理なく続けられる方法をアドバイスするため、国連広報センターが『持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド』なるものを公式サイトで公開。
このガイドには、私たちの日常生活に取り入れやすい行動が4段階に分けて紹介されています。
ここではその一部を紹介しますので、みなさんも自分が実現している、あるいは実現できそうかどうか、チェックしてみてください。
まずレベル1は、ソファに寝転んでいてもできる内容で、一例としてはオンライン決済、つまり紙を使わない支払い方法や請求方法を選ぶこと。
紙の無駄を省きますし、請求書を郵送させる場合や、支払いのために車で出かけたりする場合と比べて、エコにつながります。
最近では、オンライン決済にすると安くなるサービスもありますので、自分が得することも。
また、17の目標に関連するような女性の権利や気候変動に関する面白い投稿をSNSで見つけたら、単に「いいね!」を押すだけではなくて、シェアすることで自分の友だちにも広げてみるのも、SDGsの目標達成につながる行動です。
節約にもつながる
次はレベル2、家にいてもできる内容です。
生鮮品や残り物が食べ切れない時は、早めに冷凍して無駄にしないこと、エアコンの温度を冬は低め、夏は高めに設定すること、窓やドアの隙間をふさいで、エネルギー効率を高めること。
これらもSDGsの目標達成だけではなく、食費や電気代などの節約にもつながるという点では、一石二鳥の行動ですね。
続いてレベル3は、家の外でできる内容です。
買い物についていくつかあり、1つは地元のお店を利用すること。
これは移動に使うエネルギーが節約できるだけではなく、地元の雇用が活発になることで「住み続けられるまちづくりを」などの目標達成につながるためです。
また、訳あり品を買ったりマイバッグを使ったりすることで、ゴミが減ります。
そして、聞き慣れない言葉かもしれませんが、水産物を買う時は「サステナブル・シーフード」を選ぶのも、目標達成につながります。
乱獲を行わず環境などに配慮した漁業や、養殖で獲られた水産物には、認証されたラベルが貼られていますので、その商品を選んで買うことも、「海の豊かさを守ろう」という目標達成につながります。
生鮮品や残り物が食べ切れない時は、早めに冷凍して無駄にしないこと、エアコンの温度を冬は低め、夏は高めに設定すること、窓やドアの隙間をふさいで、エネルギー効率を高めること。
これらもSDGsの目標達成だけではなく、食費や電気代などの節約にもつながるという点では、一石二鳥の行動ですね。
続いてレベル3は、家の外でできる内容です。
買い物についていくつかあり、1つは地元のお店を利用すること。
これは移動に使うエネルギーが節約できるだけではなく、地元の雇用が活発になることで「住み続けられるまちづくりを」などの目標達成につながるためです。
また、訳あり品を買ったりマイバッグを使ったりすることで、ゴミが減ります。
そして、聞き慣れない言葉かもしれませんが、水産物を買う時は「サステナブル・シーフード」を選ぶのも、目標達成につながります。
乱獲を行わず環境などに配慮した漁業や、養殖で獲られた水産物には、認証されたラベルが貼られていますので、その商品を選んで買うことも、「海の豊かさを守ろう」という目標達成につながります。
職場で意見を出すことも大事
ここまでは「自分でもできそう」あるいは「もうすでにやっている」という方も多いかもしれませんが、レベル4は職場でできることで、やや難しいものも含まれます。
1つは、労働者としての自分の権利を知り、不平等と闘うこと。
個人でできる内容には聞こえないかもしれませんが、例えば、職場で差別が起きている現場を目撃したら注意したり、職場の規則でおかしな点があれば指摘したりするなど、個人でできることもあります。
その他、社内の冷暖房装置は省エネ型に替えるように提案したり、職場でリサイクルはできているかなど、日々の決定を見つめ直して変えてみたりすることなどが挙げられています。
いかがでしたでしょうか。
このアクション・ガイドは国連が制作していますので、中には日本の文化にはなじまないものも含まれているかもしれません。
(例えば「短期間のシャワーを利用しよう」というのがありますが、日本ではお風呂に入るのがマストという人がほとんどでしょう。)
ただ、すべてを実施しないといけないというわけではありませんので、日本人ができることを前提に考えても問題はありません。
最後に小高アナは「興味があったらぜひ、ホームページで見られますので。『これは日本人には無理やろ!』というツッコミでも良いので」と呼びかけました。
(岡本)
1つは、労働者としての自分の権利を知り、不平等と闘うこと。
個人でできる内容には聞こえないかもしれませんが、例えば、職場で差別が起きている現場を目撃したら注意したり、職場の規則でおかしな点があれば指摘したりするなど、個人でできることもあります。
その他、社内の冷暖房装置は省エネ型に替えるように提案したり、職場でリサイクルはできているかなど、日々の決定を見つめ直して変えてみたりすることなどが挙げられています。
いかがでしたでしょうか。
このアクション・ガイドは国連が制作していますので、中には日本の文化にはなじまないものも含まれているかもしれません。
(例えば「短期間のシャワーを利用しよう」というのがありますが、日本ではお風呂に入るのがマストという人がほとんどでしょう。)
ただ、すべてを実施しないといけないというわけではありませんので、日本人ができることを前提に考えても問題はありません。
最後に小高アナは「興味があったらぜひ、ホームページで見られますので。『これは日本人には無理やろ!』というツッコミでも良いので」と呼びかけました。
(岡本)
関連記事