学校が始まり、リモートワークが終わり、元の生活を取り戻しつつある昨今ですが、今もコロナの影響が至るところで見られます。
6月11日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「むかつく相方」のコーナーです。
一緒に住んでいるとちょっとしたことがムカムカしてきます。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーのムカムカを受け止めます。
『え゛あ゛う゛―』
テレワークが終わった旦那さんを持つAさんからメールが届きました。
「月曜に、2カ月間、単身赴任先から帰ってきていた旦那がやっと戻っていった。部屋が広くなった感じです」
ホッとしたのもつかの間、事件が起こります。
「が、普段LINEをよこさない旦那から、『今日そっち帰る』という連絡があり、今回は大きなスーツケースをごろごろ転がし帰ってきました。
『え゛あ゛う゛―』、という声が出てしまったんです。
会社へ行ったけれども、出勤している人がほとんどいなかったので、また自宅からリモートワークするということです」(Aさん)
小高「いろんなところでもテレワーク続けられる方は続けてくださいと、言ってますからね」
「長期滞在するつもりなのか、マンションから夏服のほとんどとプレステのゲームなど持ち帰ってきて、また、ドッカーンやわ」(Aさん)
小高「旦那さんはテレワークを体験して家の居心地のよさに気が付いたんだわ」
つボイ「奥さんは『え゛あ゛う゛―』」
小高「ちょっと気持ちにズレがあるね」
単身赴任で家にいないならいない、ずっと家にいるならいる、どちらかに決めて欲しい。2カ月くらいであちこちされると困る、というのはありますね。
僕の給付金は?
給付金を誰がどう使うかも大きな問題です。
「10万円の給付金が届きました。妻はこの春から社会人一年生の息子にはポンと渡したので、『僕も欲しいなー』と言ったら、『車の借金や保険料の支払いがあるからやれない』と言われて、がっくしでした」(Bさん)
つボイは「お母さんは息子には甘いですから、旦那には厳しい」と、旦那側。
小高は「社会人として自立しなさいよと渡すわけですから。私の分もお小遣いに使うわけではない、家のことに使うんだから」と奥さん側に立ちます。
つボイ「コロナはいつもホントに話題になる」
リモートワークといい、給付金といい、家庭内の大問題です。
しかし、このくらいはまだマシなのかもしれません。
消えたお金
Cさんはコロナをきっかけに家庭の厳しい現実に行き当たります。
「このところめっきり仕事が減り、家にいることが増えました。もちろん収入も減って、妻が口座引き落としが厳しいということで、仕方なく実家からお金を借り、振り込みました。
今まで家族4人で暮らすには十分な給料を渡してきたんです。私の中ではだいぶ貯金が貯まっているだろうと思っていたんで、おかしいと思い、結婚後初めてすべての銀行口座を見せてもらいました」
「結婚後初めて」とは、びっくりです。よほど奥さんのことを信頼していたのですね。
「見ると湯水のごとくお金が引き出されておりました。妻に聞いても『貯金はない』の一点張り。いったい何に使ったのか」(Cさん)
消えた愛情?
さぞやショックだったと思いますが、「こっからがショックです」と、つボイ。
「おまけに中3の娘が、私の知らないうちに携帯を持っておりました。息子を含め、私以外の3人でグループLINEをしているそうです。まだ娘の番号も知らないのに。
結婚して16年、汗水流して稼いだお金と家族の愛はどこへ行ってしまったのだ。
コロナをきっかけに厳しい現実を知ってしまった」(Cさん)
つボイ「めっちゃ悲しくない、これ?金が減るより悲しいわ。グループLINEに入れてもらってない」
つボイは「コロナで、今まで以上の感情が湧き上がってくるというお話でした」と、コーナーをまとめました。
お父さん抜きのグループLINE
番組最後、Cさんに対してなぐさめのメールが紹介されました。
「ご主人が家族のグループLINEに入れてもらえなくてショックだったという話がありました。
そんなの普通です。うちは家族みんなのグループLINEと別に、娘と私の3人グループLINEがあります。どこの家庭でもお父さん抜きのグループLINEの方が多いのではないでしょうか!」(Dさん)
「どうりで自分だけ知らんことが多いと思ったわ」(Eさん)
EさんもLINEを外されていたのでしょうか。悲しい。
小高は「お父さんに知らせるほどのこともないなという雑用連絡とかいっぱいあるからね」と、弁解しますが。
つボイは、母と娘の結びつきは強い、父親はグループLINEにも入れてもらえん、と嘆きます。
コロナをきっかけに、父親の家族の中でのちょっと悲しい立場がわかったというお話でした。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く
2020年06月11日10時02分~抜粋