『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、毎週木曜日の「愛ちゃんと木村先生」は、加藤愛アナウンサーが、三重大学名誉教授でおさかな博士の木村清志先生から魚に関するあれこれを学ぶコーナーです。
3月21日放送のテーマは「マダイ」。春先のマダイは身体がピンク色に染まることから「桜鯛」と呼ばれますが、ちょうどこの時期から産卵がスタートするそうです。
まるで桜前線?北上する「マダイ」の産卵期
2か月間毎日産卵
マダイの産卵の時期は、九州地方では3~4月、東海地方では5~6月、東北地方では初夏の6~7月頃になるそうです。
この時期、マダイは毎日産卵するといいます。
木村先生「各個体が毎日するかどうかわかりません。でも大きな個体は、おそらく毎日産卵するんじゃないですかね。2か月ぐらいの間」
なんと毎日産卵するというマダイ。時間帯は昼ではなく夜なのだそう。
多田しげお「ええー毎日。大きな個体は毎日夜に産卵。忙しいですね」
加藤「まるで本当に桜前線のように、徐々に北に上がっていくということです」
身体を桜色に染めたマダイ(桜鯛)の産卵時期は、桜前線と同じように北上するようです。
多田「その時その地域で、『今、桜鯛が豊漁です。それがだんだん北へ上がっていく』ということなんですね」
夜に産卵するのは、卵を守るため。一番安全な時間帯を選んでいるということです。
この時期、マダイは毎日産卵するといいます。
木村先生「各個体が毎日するかどうかわかりません。でも大きな個体は、おそらく毎日産卵するんじゃないですかね。2か月ぐらいの間」
なんと毎日産卵するというマダイ。時間帯は昼ではなく夜なのだそう。
多田しげお「ええー毎日。大きな個体は毎日夜に産卵。忙しいですね」
加藤「まるで本当に桜前線のように、徐々に北に上がっていくということです」
身体を桜色に染めたマダイ(桜鯛)の産卵時期は、桜前線と同じように北上するようです。
多田「その時その地域で、『今、桜鯛が豊漁です。それがだんだん北へ上がっていく』ということなんですね」
夜に産卵するのは、卵を守るため。一番安全な時間帯を選んでいるということです。
水を吸って膨らむ卵
マダイのお腹の中にある卵は、産卵が近づくにつれて膨らむそうです。
木村先生「お腹の中にある時は、卵の直径はずっと小さいんですよ。0.8~0.9mmとかそれぐらいのサイズ。小さいですよ。多くの魚ってそんなもんなんです」
その卵が水を吸ってプーッと膨らみ、お腹から出てくるというイメージです。
加藤「えーー!なんか不思議ですね。ちょっと神秘的な感じで」
木村先生「お腹の中の卵巣の状態は刻々と変わっていく」
これはマダイに限ったことではないそうです。
「もうすぐお腹から出るぞ!」と、水分を吸収して膨らむということです。
木村先生「お腹の中にある時は、卵の直径はずっと小さいんですよ。0.8~0.9mmとかそれぐらいのサイズ。小さいですよ。多くの魚ってそんなもんなんです」
その卵が水を吸ってプーッと膨らみ、お腹から出てくるというイメージです。
加藤「えーー!なんか不思議ですね。ちょっと神秘的な感じで」
木村先生「お腹の中の卵巣の状態は刻々と変わっていく」
これはマダイに限ったことではないそうです。
「もうすぐお腹から出るぞ!」と、水分を吸収して膨らむということです。
腹が立つくらいおいしい?
魚の中でも「マダイ」は人気のある魚のひとつです。
木村先生「好きですね、日本人は。本当に味もいいし、どんなことをしてもおいしいんですよね。腹が立つぐらいおいしいですから」
若い頃は天邪鬼だったという木村先生は、逆にマダイを食べなかったと言います。
加藤「ええ!?腹が立つぐらいおいしいから?」
木村先生「そうです(笑)。ある時から、『やっぱりおいしいな』って(笑)」
大相撲では昔から、優勝した力士が大きな鯛をぶら下げます。
木村先生「好きですね、日本人は。本当に味もいいし、どんなことをしてもおいしいんですよね。腹が立つぐらいおいしいですから」
若い頃は天邪鬼だったという木村先生は、逆にマダイを食べなかったと言います。
加藤「ええ!?腹が立つぐらいおいしいから?」
木村先生「そうです(笑)。ある時から、『やっぱりおいしいな』って(笑)」
大相撲では昔から、優勝した力士が大きな鯛をぶら下げます。
文句の付けようがない魚
木村先生「色が赤い。それだけでもうめでたい感じですね。えびすさんも鯛を担いだりしてますし」
加藤「“非の打ちどころがない”みたいな。目出鯛(めでたい)とか、語呂もいい感じですよね」
木村先生「慶事には使われる、みたいなところがあったんでしょうね」
多田「腹が立つくらいおいしい。淡泊なようであって、結構味が濃いですもんね」
刺身で良し、煮ても焼いても良しのマダイ。
色、形、味のすべてにおいて、文句の付けようがない魚です。
(minto)
加藤「“非の打ちどころがない”みたいな。目出鯛(めでたい)とか、語呂もいい感じですよね」
木村先生「慶事には使われる、みたいなところがあったんでしょうね」
多田「腹が立つくらいおいしい。淡泊なようであって、結構味が濃いですもんね」
刺身で良し、煮ても焼いても良しのマダイ。
色、形、味のすべてにおいて、文句の付けようがない魚です。
(minto)
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