多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

お伊勢参りのお供に!片手で食べ歩きができるプリン「山村ぷりんバー」

11月6日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)では、アイスキャンディーの形をしたプリン「山村ぷりんバー」を取り上げました。

これは、三重県伊勢市の乳製品メーカー「山村乳業」の商品。今月、伊勢神宮内宮前と外宮前の直営店で発売され、好評だそうです。開発責任者の山村卓也さんに、多田しげおがインタビューを行いました。

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崩れないプリンの秘密

「山村ぷりんバー」は、長さ12センチ、幅3センチ、厚さ2.2センチの直方体のプリンに木の棒を刺した、まるでアイスキャンディーのような見た目のプリンです。

やわらかくなめらかな食感で、「いわゆるプリンの本来のものを維持した形で作ってます」と山村さん。

普通に考えると、あのプルプルのプリンに棒を刺してもすぐに崩れてしまいそうですが、「山村ぷりんバー」は、なぜ崩れてこないのでしょうか?

その秘密は、プリンを作る時の「ゲル化剤」にありました。

山村さん「いわゆる『摩擦』なんて物理的にはいうんですけれども、固さや粘り気を実現して落ちないようにしました」

なめらかさは通常のプリンと変わらないものの、粘り度を高くする工夫で、アイスキャンディー型のプリンを完成させたそうです。

画期的な大発明!

この「山村ぷりんバー」の開発には半年の期間を費やした、と山村さん。

材料にゲル化剤を入れるだけでは固すぎてしまい、最初のうちは「味だけはプリンだけど、プリンじゃない」ものになってしまったとのこと。
「本来のプリンの食感を維持しながら、棒から落ちないこと」を目指すのに、半年かかったそうです。

多田「すみません、改めて聞きますけど、本当に片手で持ち歩いても落ちません?」

山村さん「自信を持って、落ちないことはお伝えできます」

多田「食べた時の食感はプリンそのものなんですよね」

山村さん「そうですね。そのようにおっしゃっていただいてます」

多田「これ大発明ですね!」

片手で持って食べ歩きできるプリンとは、確かに画期的な発明です。

見た目よりずっしり

「山村ぷりんバー」は、お客さんに手渡す時にその場で棒を差し込むスタイル。刺してからの時間経過による雑菌繁殖を防ぐといった、衛生面などのいろいろな理由があるそうです。

多田「演出として、結構なかなか。お客さんも『あっ』てな感じですよね」

山村さん「そうですね。『あっ、店頭で刺してるんだ』っていうようなお声はいただきます」

多田「お客さんはおそるおそる持ったりします?」

山村さん「本当にそうですね(笑)」

見た目とは裏腹に重量もあるため、「結構重いんだ!」と言われることもあるのだそう。

見た目も味も好評

多田「そぉーっと持ち歩いてますね、きっとね」

山村さん「まだ本当に『こんなのは見たことがない』というお客さんばかりなので。なかなかどう扱うのかっていうのは慎重な姿が多いかなと思います」

多田「こどもにとったら、物理の勉強になっていいですね」

山村さん「(笑)そうだとうれしいです」

肝心のお味はどうでしょう?

山村さん「味についてはご好評いただいております」

伊勢神宮内宮前と外宮前の直営店「山村みるくがっこう」で販売されている「山村ぷりんバー」。新しいお伊勢参りのお供です。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年11月06日08時43分~抜粋

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