多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

生涯現役!82歳の現役サッカー選手に話を聞いてみた

6月5日の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、「元気にPON」のコーナーでは、82歳の現役サッカー選手へのインタビューを放送しました。

愛知県清須市在住の柴田正康さん。清州市内のシニアチーム「名古屋500クロウズクラブ」の中心選手として活躍されている方です。

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20分ハーフの試合にフル出場!

柴田さんがサッカーを始めたのは中学時代。以来、高校、社会人とずっとサッカーを続けてきたそうです。

先日開催された、愛知、岐阜、三重、静岡4県に住む80歳以上の選手が出場するサッカー大会でも、事務局としてまた選手として大活躍された柴田さん。

通常、サッカーの試合は45分ハーフの計90分ですが、シニアの試合は20分ハーフの計40分。柴田さんは、途中交代せずにフル出場を果たしたそうです。

柴田さん「お互いに80歳以上ですからね。自分は走ってるつもりです。外から見た人は、『なんだ、歩いてサッカーやってるのか!』と」

こう謙遜する柴田さんですが、82歳という年齢とサッカーというスポーツのハードさを考えると、尊敬に値する体力です。

お互いのクセをわかっている

試合中に蹴ったボールが遠くに行ってしまったら、追いかけるのも大変だと思いますが?

柴田さん「はるか先まで蹴れないんですよ(笑)」

柴田さんいわくボールは少し前に出るだけなので、歩くスピードでも追いつくんだそう。

柴田さん「比較的昔からやってる人たちで、互いのクセもわかってるんで。そういう点では
お互いに一生懸命やると」

互いのプレースタイルを把握しているので、「あいつがボールを持ったらこっちにきそうだぞ」と判断しながらプレーしているそうです。

「人に活かされ、人を活かす」

中学から続けてきたサッカー。柴田さんにとって、サッカーはどういうものなのでしょうか。

柴田さん「人に活かされ、人を活かすっていうんですか。やっぱりチームゲームです」

サッカーは自分だけでできるスポーツではなく、人との連携が求められるスポーツ。これが
サッカーの面白さでもあるようです。

サッカーは柴田さんにとって、「生きがいのひとつ」なんだそう。

1週間に1度の試合参加

少し前までは試合のあとは必ず飲み会だったそうですが、今はやめているそうです。

柴田さん「さすがに80を過ぎると、飲む量が皆減るんです」

とはいえ、仲間が集まるとやはり皆で世間話を楽しんでいるんだとか。

多田「いいサッカー人生ですね」

柴田さん「それも含めて恵まれていたと思います」

次の試合は来週。試合はなんと月8回開催されているそうです。すべてに出場するのは体力的にきついため、実際は1週間に一度参加しているそうです。

皆と一緒に「生涯現役」宣言

柴田さんの普段のトレーニングは、「なるべく車を使わない生活をする」ということ。
なんと家から6キロ程度の範囲であれば自転車で往復するそうです。

多田「そうやって鍛えて、本番では(走って)ゴールを決めると」

柴田さん「走るつもりで、たまたまボールに当たって、ゴールを決めると(笑)」

最後に「みんなと一緒に、“生涯現役”を目指して」と、元気に宣言された柴田さんでした。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年06月05日08時14分~抜粋

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