多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

特別な日の記憶…昭和のコンサートの思い出を語ろう

今でもライブは全国各地で開催されていますが、現在のように配信で観ることのなかった昭和時代のコンサートは、特別な一日だったという方も多いでしょう。

5月4日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、休日特集として「コンサート」をテーマにリクエストを募り、曲とともに寄せられた数々のエピソードを紹介しました。

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沢田研二「TOKIO」

「こどもの頃、地元の商店街の福引でコンサートのチケットが当たりました。小学校4年生の時でした。
1枚だけだったので、一人で地元の開館に見に行きました、沢田研二さんのコンサートでした」(Aさん)

席は前から10番目で。当時大ヒットしていた「TOKIO」を生で聴けたのが嬉しかったそうです。

沢田研二さんの29枚目のシングル「TOKIO」は1980年の元日にリリースされました。
すでにスーパースターとなっていたジュリーですが、この曲での電飾スーツにパラシュートという衣装は全国に衝撃を与えました。
 

チューリップ「WAKE UP」

「私が初めて行ったのは、鈴蘭高原で行われたチューリップのライブでした。
その日、夕方から雨が降り始めました。みんなの『雨やんで』のコールも虚しく、どんどん振ってくる雨の中、始まった1曲目が『WAKE UP』でした。衝撃的でした」(Bさん)

多田「自分の周りの世界が一変して、雨もやんでしまったか?そんな感じだったのかもしれませんね」

「WAKE UP」は、チューリップの財津和夫さんが1979年12月20日にリリースした2枚目のソロシングルですが、チューリップのコンサートでも披露されていました。
当時、セイコーのCMソングに起用されて大ヒットしました。

オフコース「愛を止めないで」

「私が初めて行ったコンサートはオフコースでした。当時仲良くなったレコード店の店員さんに勧められて、二十歳の時によくわからずに、彼女と倉敷市民会館に行きました」(Cさん)

前座のソロドラマが終わり、いきなり大音響で「愛を止めないで」が始まったそうです。

「人生初の体験で一気に大興奮してしまいました。当時一緒に行った彼女は今の妻です」(Cさん)

多田「人生を決めたコンサートだったのかもしれませんね」

「愛を止めないで」は1979年1月20日にリリースされた、オフコースの通算15枚目のシングルです。
1992年、1995年、2016年と3度再発されている人気曲です。

南沙織「17才」

「約50年前の思い出です。姉に連れられて、南沙織さんのコンサートに行きました」(Dさん)

「17才」の1番が終わり、間奏で花束を持ったお客さんが舞台の前まで行き、握手をしてもらったそうです。

また小さかったDさん、「僕も握手してもらえるんだ」と、何もわからずに舞台の前に走って行ってしまったそうです。すると2番が始まってしまい…。

「あれ?ポツンと舞台の前でひとりぼっちで立ち尽くしてしまいました。頭が真っ白になった事を今でも覚えています。
南沙織さんが僕に気がついて、握手をしてくれました。照れ臭かった思い出です」(Dさん)

「17才」は1971年6月1日にリリースされました。
この曲のヒット以降、「17才」をモチーフにしたアイドル曲が多く登場しました。

ピンクレディー「ペッパー警部」

「私が初めて行ったライブはピンクレディーでした。小学二年生の時に親戚の叔母さんが連れて行ってくれました」(Eさん)

Eさんはその時、初めて一人で地下鉄に乗ったそうです。
名古屋駅で叔母さんと待ち合わせて、会場のナゴヤ球場へ。

「待ち合わせのドキドキと、初めてのライブのワクワクは今でも忘れられません」(Eさん)

「ペッパー警部」は、1976年8月にリリースされたピンクレディーのデビュー曲で、この後もヒットを連発する阿久悠さんと都倉俊一さんのコンビによる第一弾でもあります。
ショートパンツで歌うピンクレディーの少しコミカルな振り付けで大ヒットしました。

他にもコンサートの思い出が多数寄せられていました。
みなさんはどんな「コンサートの思い出」をお持ちですか?
(尾関)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年05月04日07時00分~抜粋

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