多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

絶品!甘さが際立つ「新タマネギのガレット」

このシーズンならではの貴重な野菜のひとつと言えば、「新タマネギ」。
熱を加えると非常にやわらかく甘くなります。

4月25日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「旬食」では、名古屋市中央卸売市場からセントライ青果株式会社本場支社の暮石さんに、新タマネギについて伺いました。

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新タマネギは何が違う?

最近の野菜の入荷状況は、朝晩急に寒くなったり、日照不足があったりで、ブロッコリー、レタスなどの葉菜類の入荷は少し少ないと暮石さん。
しかし、野菜全体としては問題ないそうです。

そんな中、今がシーズンの新タマネギを取り上げました。
早取りのタマネギである新タマネギですが、普通のタマネギとどう違うでしょう?

暮石さん「タマネギは春に種をまいて秋に収穫するものと、秋に種をまいて春から初夏に収穫するものに分かれます。
新タマネギは、佐賀、兵庫、愛知など温暖な地域で3月から4月頃にかけて出荷されるものです」

根本的な違いはあるのでしょうか?

暮石さん「品種が使い分けられているので違いますが、通常のタマネギは主に北海道なので、生産量も多く、流通の期間も長くなることから、日持ちをよくするため、収穫後1ヶ月ほど乾燥させて出荷させます。
だから、見た目も金色で表面が硬めで、皮がパリッとした感じです」

対する新タマネギは乾燥させずにすぐ出荷するそうです。

味の違いは?

味の違いはあるのでしょうか?

暮石さん「収穫後すぐのみずみずしい感じが新タマネギならではだと思います。皮もむけやすく、それが新鮮な証拠かなと思います」

多田「味も辛みが少なく、甘いですね」

暮石さん「水分も多いですし、辛みの元になる流加アリルの割合が低いですから、甘く感じます」

多田「買ってきたら早めに食べることでしょうね」

スライスしてそのまま食べてもおいしいですが、暮石さんによれば、しっかり火を通すと甘みがすごく強くなり、とろっとした食感になるとのこと。

洋風なお好み焼き

今回暮石さんが紹介する新タマネギ用のレシピは「新タマネギのガレット」。

暮石さん「洋風なお好み焼きと思ってください」

① 新タマネギを1玉分1cmの角切りにします。
② ベーコン、ハムなどを粗みじんに切ります。
③ ボールに切った新タマネギ、具材を入れ、ピザ用チーズを30~40gくらい、つなぎになるので多めでもOKです。片栗粉大さじ3、塩ひとつまみ、ブラックペッパーを適量加えて、全部をざっくり混ぜます。
④ 熱したフライパンに大さじ1のサラダ油をひき、混ぜ合わせた具材を広げ、蓋をして、中火で、チーズがこんがりするまで焼きます。
⑤ 1回裏返して、蓋をはずして、水分をとばして、こんがりしたら完成。大きくて裏返しにくいときは、一口サイズにして裏返すとやりやすいです。

暮石さん「このままでも、ポン酢をかけて食べてもいいです。具材はツナやコーンにすると、こどもにも合っておいしいです」

多田「タマネギの味はたっぷりですか?」

暮石さん「甘みが感じられます。新玉のシーズンに一度はやっていただきたいです」

『新タマネギのガレット』、このシーズンならではのメニューです。ぜひチャレンジしてみましょう。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年04月25日08時14分~抜粋

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