多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

北海道の新球場「エスコン」はココがスゴい!

プロ野球の開幕戦が3月31日に行われましたが、その前日に一足早く日本ハムファイターズは、新球場となるエスコンフィールドHOKKAIDOで、楽天を迎えて開幕戦を行いました。

30日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、地元の放送局であるHBC北海道放送の堀内大輝アナウンサーが、話題のこの球場の魅力について解説しました。

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日本の球場にはない雰囲気

新しい球場ということもあって、北海道では以前から大きな話題となっていて、観客を入れたオープン戦の時からすでにかなりの盛り上がりを見せ、民放のほぼ全局が生中継をしていたそうです。

堀内さんはエスコンフィールドにかなり足を運んでいるそうで、第1印象はきれいで天然芝がとっても色鮮やかで、芝生の良い匂いがしたそうです。

開閉式の屋根がありながら天然芝を敷いていますが、芝の管理は大変だそうで、人工で光を当てながら育てたりしているそうです。

観客席がグラウンドから近いというのも特徴で、堀内さんは最も近いバックネット席に座ってみたところ、手を伸ばせばホームグラウンドに届くのではないかというぐらい、身近に感じたそうです。

また、外野の奥が壁ではなくほぼガラス張りとなっているため、ホーム側から見ると外の雰囲気がわかり開放感があります。

メジャーリーグの球場を参考にしているようで、日本の他の球場にはない特徴です。

野球ファンなら泊まりたい!

球場そのものに魅力があるのですが、その周りにもいろいろな楽しみがあるようです。

TOWER11という5階建ての複合施設がありますが、野球をあまり知らない方は「5階建てなのになぜ11?」と思われたかもしれません。その11という数字は、大谷翔平選手が日本ハムにいた時の背番号であり、ダルビッシュ有選手の背番号でもあります。

さらにこの建物は球場の横ではなく、レフトスタンドの奥に設置されていて、今までにない構成となっています。

1階にはこの2選手が描かれた大きな壁画があり、3階には温泉とサウナ、4、5階にはホテルがあり、試合が見られる部屋もあるという日本初の試みがなされています。

また、クラフトビールが飲めるということですが、それは単に売店で売られているとか、売り子さんが持ってくるというレベルではなく、なんと球場内にビールの醸造所があるのです。

造り立てのビールを飲みながら観戦できるというのは、プロ野球ファンにとってはたまらないのではないでしょうか。

まさにボールパーク

よくメジャーリーグの球場では「ボールパーク」といって、野球以外でも楽しめるような仕掛けになっているといわれますが、このエスコンフィールドはまさにボールパークと言えそうです。

残念ながら日本ハムは初戦に勝利を飾れませんでしたが、プロ野球の楽しみがさらに増えること間違いなし。

さらにこの番組が放送されている東海地方の多くの人からすると、日本シリーズで「ドラゴンズ VS ファイターズ」となって、バンテリンドームナゴヤとエスコンフィールドHOKKAIDOの両方へ観に行くということも期待したいところでしょう。
(岡本)
 
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2023年03月30日07時18分~抜粋

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