多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

絶品!雪室で熟成させたお茶を使った新潟発「雪の香プリン」

2月22日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「沢朋宏のめっちゃ・ウマお取り寄せ」で取り上げたのは、新潟県の「雪の香プリン」。

作っているのはお茶の専門店だそうですが、いったいどんなプリンなのでしょうか?
沢朋宏アナウンサーが、多田しげおと當山日和子にプレゼンします。

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雪室で熟成したお茶が原料

このプリンを作っているのは新潟県糸魚川市にある創業50年を越えるお茶専門店「正香園」。
「雪の香プリン」はお茶の葉を使ったプリンなのです。

沢「食べてびっくりしました。これはプリンじゃないです!」

多田「というくらいお茶がフューチャーされている?」

この疑問について正香園の社長、松木成徹さんに伺うことに。

実は「雪の香プリン」に使われているお茶はただのお茶ではありません。雪を使ったお茶です。

松木さん「新潟は雪国でたくさん雪が降ります。その雪の冷気だけを使った天然の冷蔵庫、雪室があります。そこに茶葉を入れて、熟成させてまろやかにしたお茶、雪室銘茶があります」

多田「雪室に入れて熟成させると、お茶はまろやかになるんですか!」

確かにこの地方でも飛騨のあたりで「春まちにんじん」といって、雪が降った時に取り出さず、春になってから収獲するニンジンがあります。

雪室の秘密

多田「そうか、雪の下に置くと、甘みが増すと言いますね。雪室で貯蔵していると甘みが増すのでしょうか?」

実際に研究も行われています。

松木さん「茶葉自身のもつアミノ酸、うまみ成分が10~15%は増すという研究結果が出ていて、味わいとすると、非常に角がとれてまろやかなやさしい味わいになるところが雪室熟成の大きな特徴です」

では、なぜそうなるのでしょうか。

松木さん「雪室自体が年中、だいたい0~5度の貯蔵空間になり、湿度が95~100%くらいです。普通冷蔵庫は温度が低ければ低いほど、乾燥してきます。雪室の特徴は温度変化が少ないところと湿度が安定して高いところです」

飲むお茶から食べるお茶へ

そうやって作ったお茶「雪室銘茶」を使ってプリンを作りました。

松木さん「もともとお茶屋が始めたスイーツなので、お茶を飲むから食べるへということでやってますので、お茶の味がちゃんとわかる味を目指しています。
普通のお菓子屋さんではこんなに抹茶使わないだろうとか、普通のレシピとはちょっと違うくらい素材を使っています」​​

スタジオでは「雪の香プリン」を試食。
プリンはガラスの小瓶に入っています。お茶の濃い緑です。

多田「まぁ、お茶の濃い香りがします!」

當山「お味はお茶。いい香りです」。

多田「ちょっと食べただけで口の中がお茶です。まずお茶。だけどプリン」

沢は「お茶感が強いなめらかなプリンです」と、まとめました。
(みず)
 
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2023年02月22日08時29分~抜粋

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