多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

キンキンに寒い日、布団を干す意味はある?

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、気象予報士でもある沢朋宏アナウンサーがリスナーの質問に答える「沢君教えて!」のコーナー。

2月18日の放送には、「布団を干したのですが、その日は空気がとても冷たい日でした。空気の冷たい状態で布団を干しても、ホカホカになるんでしょうか」という質問が寄せられました。

空気がキンキンに冷えている真冬に、布団を干す意味が果たしてあるのでしょうか?

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太陽さえ出ていれば?

「取り入れる時に『ちべたー(冷たい)』では、あまり意味がないわけですけれども」と指摘する多田しげおに、「あっ、ホカホカになります」と断言する沢。

それはなぜか?太陽の光は空気自体を温める力はなく、地面、木、車のハンドルなどの「物体」を温めるから。

多田「つまり、まず地面を温めて、その熱が空気に伝わって気温は上がっていく。空気の冷たい日でも、太陽さえ出ていればオッケー」

これが、空気の冷たい日でも、太陽さえ出ていれば布団がホカホカになる理由です。

布団が温まることもそうですが、布団を干す最も大きな効果は「人間の汗をしっかり乾かして飛ばしてくれる」ということ。

つまり冬場の空気が冷たい時でも、布団は干した方がよいというわけです。

冷たいビールを想像

ただし、ひとつ注意すべき点があります。それは、冬場は「気温が下がりやすい」ということ。気温が下がると、同時に「湿度」が一気に上がっていきます。

沢「冷たいビールが入って…(笑)すみません!」

多田「冷たい“水”が入ってね。どうしてもイメージはビールになりますが。要は、冷たい液体が入っているコップ」

ついつい「ビール」と言ってしまった沢を、フォローする多田。

沢「…の周りは結露しますよね。ああいう状態に、冬場の夕方は非常になりやすいんです」

確かにビールの入ったコップの結露を想像すると、かなり理解しやすくなります。

タイミングは昼ごはんのあと!

通常、洗濯ものは夕方までに取り込まないと…と言いますが。

沢「もっとわかりやすい覚え方でいうと、『お昼ご飯を食べたら、取りあえず取り込んだ方がいいよ』って」

多田「なるほど。朝ごはんを食べたら干して、昼ごはんを食べたら取りこむ」

沢「多田さん、朝ごはんを食べる前ぐらいから干しとかんと、もうこの時期は間に合わん」

なんと!朝ごはん前より前に干す方がよいそうです。
とはいえ、朝ごはんの時間は人それぞれではありますが。なるべく早い時間方がよい、ということのようです。

「むしろ湿るだけ!」

とにかく大切なのは、昼ご飯を食べたら早々に布団を取り込む、ということ。それでも「乾ききっていない」という場合は、部屋干しに切り替えます。

沢「13時、14時から2~3時間ねばっても、むしろ湿るだけ!」

多田「なるほどなー」

結論。

冬の寒い時でも、日差しさえあれば布団はホカホカになります。ただし、気温が下がりやすい冬場は湿度が急激に上がるので、昼ご飯を食べ終わったらすぐに取り込むべし、ですね。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年02月17日08時05分~抜粋

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