多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

謎の生物「かすべ」の正体は?ご飯にもお酒にも合う「かすべ醤油のやわらか煮」

「多田しげおの気分爽快!!朝からP•O•N 」、水曜日恒例の「沢朋宏のめっちゃウマ・お取り寄せ」は、全国から極上のお取り寄せ商品を紹介するコーナーです。

2月15日の放送では北海道札幌市・佐藤水産の「かすべ醤油のやわらか煮」を取り上げました。これは「かすべ」という謎の物体を、醤油でやわらかく煮たもの。
「かすべ」とは一体なんなのでしょうか?

佐藤水産通販部の森内さんに話を伺いました。

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「ひょっとして丸ごと?」

「かすべ…?」と、耳慣れない言葉に絶句する多田しげおと當山日和子。

北海道では当たり前のようにスーパーで売っているという「かすべ」。
森内さんによるとこれは「北海道の方言」で、全国的にわかりやすく言うと、魚の「エイ」のことです。

平たくて大きな魚、エイ。

「ひょっとして丸ごと?」「醤油で?」と、とてつもなく巨大なものを期待する多田と當山に、「どんなサイズで届くんですか!」とツッコミを入れる沢。

それではこの「かすべ醤油のやわらか煮」には、エイのどの部分を使用しているのでしょうか。

森内さん「“真かすべ”という種類の、ヒレの部分を使っています。わかりやすく言うと、居酒屋にある“エイヒレ”みたいな感じですね」

脳内変換で「エイ」

「このコーナーをやっていておもしろいのは、当地当地で食べ物の呼び方が変わること」と沢。

沢「北海道の方は“かすべ”と言いながら、脳内変換で“エイ”だと思ってるから、かすべとエイヒレがくっつくんでしょうし」

このコーナーを長年担当している沢がこれまで最も衝撃的だったのは、大阪における「てんぷら」なんだそう。

大阪で「てんぷら」といえば、もちろん一般的な「てんぷら」の意味もありますが、「油で揚げた練りもの」も指すというのです。

多田「てんぷらはどっちのてんぷらなんだ?っていうぐらい、両方てんぷらって言いますね」

沢「『母ちゃん、今日の晩ご飯は何?』『てんぷらだよ!』。どっちを想像するんですか?っていう話」

北海道では生で販売

というわけで、土地によって名前が変わる食べ物は多くあります。「エイ」は北海道では「かすべ」と言うわけです。

森内さん「北海道ではスーパーで売られるほど一般的に親しまれている魚ですね。そのヒレの部分の切り落としで、生の状態で売られています」

多田「それを買ってきて、家庭ではどうするの?」

沢「各家庭でコトコト醤油で煮込んで食べる」

「かすべ醤油のやわらか煮」、どうやら各家庭でもやっている食べ方のようです。

とはいえエイのヒレには軟骨が多いため、「やっぱり買って食べようか」となる場合も多いんだとか。

森内さん「少しコリコリした軟骨の部分があるので、白身魚というよりは身がホロホロで食べやすい、トロッとした食感です。おいしいです」

居酒屋のエイヒレは“焼き”。あれをコトコト煮たらどうなるか、というイメージです。

食感のあるやわらかさ

というわけで前置きは終了!スタジオにお待ちかねの「かすべ醤油のやわらか煮」が登場しました。

當山「うわーやわらか!えー?溶けそうな感じのやわらかさですね!醤油もしっかり染みてて!おいしーい!」

沢「サキイカみたいな感じで繊維がしっかり見えて。噛んだら堅いのかな?キュッキュいうのかな?と思ってたら」

多田「実際に口に入れると、おっやわらかっ。ぐにょぐにょのやわらかさじゃなしに、きっちり食感もありまして、味はエイヒレを醤油で煮ればこうなるのかな、という醤油の味付けで、基本はエイヒレのあのエイの味。おいしい」

ご飯のお供にも、お酒のつまみにも合う味わいとのことです。
(minto)

「かすべ醤油のやわらか煮」(冷蔵品)150g
494円(税込・送料別)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年02月15日08時25分~抜粋

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