多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

「日本ガチャガチャ協会」ってどんな団体?

誰もが一度は触れたことがある「ガチャガチャ」。
一般的には「カプセルトイ」と呼ばれますが、1880年ごろにアメリカに登場し、日本へ入ったのは1960年代。
以来ずっと絶えることなく、その時代の流行を取り込みながら文化として定着してきた感のあるガチャガチャ。

2月14日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、業界団体である「日本ガチャガチャ協会」の代表理事の小野尾勝彦さんに、いったいどんな活動をしているのか伺いました。

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ハンドルをまわす楽しみ

そもそも協会立ち上げのいきさつは何でしょうか?

小野尾さん「ガチャガチャの楽しさをもっと広めたいと立ち上げました」

ガチャガチャの楽しさはどんなところでしょうか?

小野尾さん「お金を入れて、自分で回しているというところにマシンとの一体感があり、ガチャガチャの面白さがあると思います。普通にボタンを押しただけだと無機質で気持ちが入らない。ハンドルをぐりっと自分で回したことによってわくわく感が身体に来ます。

お子さんもそうですが、大人もハンドルを回して、何が出てくるかなと、楽しんでいます。人によっては回す前に拝んだりしていますね。おみくじみたいで面白いです」

「ハンドルを回す」というアナログ感がいいようです。

何がでるかな?

日本ガチャガチャ協会では、具体的にはどんな活動をしていますか?

小野尾さん「『渋谷ガチャガチャナイト』というイベントをしていて、開発秘話、商品の紹介とかを、皆さんと面白くトークしました。そこに来る方は濃い方が多く、本当に好きな方が多いです」

昔はスーパーの端などデッドスペースに置かれていましたが、最近は専門店もあります。

初期は何が出てくるか回してみないとわからないものが多かったそうですが、現在の専門店では、分野ごとにマシンが並んでいて、わかりやすくジャンルが書かれており、誰もが欲しいものに応じてマシンを選べるようになっています。

ねぎ袋が人気

かつては男の子が集まって回していた印象の強いガチャガチャ。
最近は若い女性も専門店で見かけるようになりました。どんなものが好まれているのでしょうか?

小野尾さん「エコバックとかが売れています。レジ袋ですが、お弁当を入れられるようにマチがついていて、結構便利で300円です。
さらにねぎ袋という商品があって、ネギを覆う袋です。これがウケて、Twitterでバズって人気です」

あえてガチャガチャで狙って買う、というところもウケているようです。

平和であればこそ

改めてガチャガチャの魅力は何でしょうか。

小野尾さん「気軽に楽しめるところがいいです。ガチャガチャのある国は平和です、というのがメッセージです。
遊び、エンターテインメント性があるところでないと平和ではないので、そういう意味でガチャガチャをもっと広めて、みんなにやっていただきたいなと思います」

最後に多田は「確かに、平和であればこそ、こういったものを楽しむことができるということですね」とまとめました。
(みず)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年02月14日07時41分~抜粋

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