多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

この時期注目!三重県で「おでんに最適な大根」が作られている!

寒い季節に食べたいものといえば、「おでん」。

地域や個人の好みによって好きな具材は違うものですが、一番の人気は何でしょうか?

2月6日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、おでんの人気具材ランキングを紹介しつつ、1位になった具材にスポットを当ててみました。

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一番人気の具材は?

インターネット調査会社のマイボイスコムが2022年12月に調べた「好きなおでんの具ランキング」によりますと、5位は「もち入りきんちゃく」、4位は「厚揚げ」、3位「こんにゃく」、2位「たまご」。そして1位は「大根」でした。

パーソナリティの多田しげおが好きなのはちくわやごぼ天ですが、多田が小さい頃に住んでいた関西ではおでんのことを「関東煮(かんとだき)」と呼んでいました。

一方、山本衿奈はいか天で、やはり地域によったり、その家庭になじみのあったりするものが好きになるようです。

ただ、全国的にまんべんなく人気があるのが大根。

味がよく染みた、関西でいうところの「しゅんでる」大根は、おでんになくてはならない具材です。

大根って100種類あんねん

そんな大根ですが、実は三重県度会町や伊勢市の周辺では、おでんにピッタリという品種の大根を作っているのだそうです。

スーパーで見る大根はどれも同じように見えるものの、実は大根は100種類ほどあるそうですが、いったいどのような点でおでんにピッタリなのでしょうか?

そこで、度会町で実際におでん大根を栽培されているという、森本均さんに電話で話を伺いました。

まず、見た目に特徴はあるのでしょうか?

森本さん「見た目は普通の大根よりやや太くて、首から先まで同じぐらいの太さです」

寸胴な感じですが、どこで切っても大きさがほぼ同じというメリットがあります。

おでんに合う理由

では、味には何か違いがあるのでしょうか?

森本さん「普通の大根より太いんですけど、柔らかくて味がしみやすくて、食べている時でも煮崩れしないというのが、この大根の特徴です」

煮崩れしないというのも、おでんにとっては大きなメリットですね。

また「おでん大根」という名前ですが、おでん以外の調理でも美味しくいただけるとのこと。
森本さんはこの寒い時期、どんな大根料理を楽しまれているのでしょうか?

森本さん「規格外で出荷できないものを切って天日で干して、干し大根にして、揚げとかすじ肉と煮て、これもおいしいです」

味がしみ込みやすいという特徴から、煮物にもピッタリのようです。

おでん大根を作り始めて10年

そのおでん大根ですが、収穫時期は先月の中旬で終了されたそうで、寒い時期の今こそ食べたい大根です。

ちなみに森本さんがおでん大根を作り始めたのは10年前で、脱サラして農業に従事されたとのこと。
おでん大根は、JAの勧めもあって栽培を始めたのだそうです。

多田「大根の中でもおでん大根にして大正解でした?」

森本さん「そうです。まだ家庭菜園の延長みたいですけど」

今後もおでん大根がおでんの鍋を彩りそうです。
(岡本)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2023年02月06日07時40分~抜粋

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