多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

意外と簡単?バナナを栽培してる人に聞いてみた。

12月29日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N 年末スペシャル』(CBCラジオ)では、「朝PONホットライン 今年の思い出」と題し、リスナーから電話で今年の思い出を尋ねました。

ここではベランダでバナナを育てているというリスナーの話題をピックアップします。

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タケノコ状態で伸びる

Aさん「僕の育ててるのはアイスクリームバナナと言うんですが、ちょっと短めでずんぐりむっくりなバナナです」

アイスクリームバナナのサイズは1本が10センチほどと小さめ。育てている場所は、Aさんによると、ベランダと言うかテラス。一軒家の屋上みたいなところだそうです。

ちなみにAさんは、果物を育てる専門家ではなく、単なる趣味で育てているそうです。

Aさん「本当にみるみるうちに大きくなって行きましたね」

去年の夏にバナナの苗を購入したAさん。
30センチぐらいの苗が1年ちょっと経って高さが3メートル以上になっているんだとか。与えているのは水と肥料を少々だそうです。

バナナは一体、どんな育ち方をするのでしょうか?

Aさん「バナナの葉っぱが、1週間で1枚、ニョキニョキとタケノコみたいに出て来ます」

タケノコ状態ですくすくと身長が伸びて行き、Aさんの表現によると「ベロン、ベロン」と言う感じで上の方に葉がついていくんだそうです。

まるでラグビーボール

他の植物同様、バナナも冬場は成長が止まるそうです。
今年になって春先から秋にかけてググググと伸びたんだそうです。

そしてバナナで知りたいのは、実について。去年は小さくて生らなかったそうです。

Aさんがバナナ栽培について聞いていた話では、バナナの葉が30枚~40枚出る頃に蕾が出てくるということだったんだとか。
そろそろ30枚超えたかな、と思ったのが8月か9月ぐらい。

Aさん「それまでは1メートルぐらいのでっかい葉っぱが出たんですけど、最後は30センチぐらいの小さい葉っぱが出て来たと思ったら、その先からラグビーボールみたいな蕾が出て来ました。それが9月ぐらいだったかな」

バナナの花は何色?

植物に実がなるという事は、その前に花が咲きます。ラグビーボールのような蕾の後に咲いたバナナの花はどんな花だったのでしょうか?

Aさん「蕾は花蕾というらしいんですけど、ペリカンの口みたいに、ラグビーボールから一枚、ペリッと蕾の葉っぱというかガクが開くと、その中に小指ぐらいのバナナみたいなものがついていました。その先に花が咲いていたんです」

がくとは花びらの外側についている部分。茎と同じ緑色をしています。イチゴで言うとヘタに当たる部分です。

Aさんのバナナの花は直径1~2センチぐらいの紫色。根元に可愛らしいバナナの形の房が付いていたそうです。

一度実が成ったら終わり?

Aさん「3日ぐらいで、ガクがビランと開いて、そこに5~6本のバナナと花がついてて。また2~3日すると、その下の反対側に、またガクがピランと開いて。そこにまた6~7本のバナナと花がついていくんです」

6~7本バナナの実がついている、絵にかいたような「バナナの房」が少しづつできてくるんだとか。最終的にバナナの房は6段できたそうです。

Aさんの説明によると、バナナは木ではなくて草だそうです。そのため一度花が咲いて実が生ったバナナは終わりだそうです。

しかし今年、一本育てている間に、株が3~4本出たとのこと。
現在、そこから切り離した株3本を別の鉢で育てているそうです。

熟すまでに100日

最後にできたバナナの味は?

Aさん「それが、花がついて実がなってから、熟すまでに100日ぐらいかかるって言われてまして」

まだ口にしていないというAさん。
実がなったのが10月頃。さらに名古屋でも寒くなってくると成長も止まります。
温室で育てているわけではないので、完全に熟すまでには至らなかったそうです。

Aさん「来年はなんとか6月か7月ぐらいには咲いてくれないかな。たくさん採れたら送ろうと思います」

バナナの葉っぱでAさんのベランダは南国の様だそうです。
みなさんもバナナ栽培始めてみませんか? 
(尾関)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年12月29日13時18分~抜粋

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