多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

白みそでうなぎがまろやかに 宮城・石巻の極上グルメ「みそ鰻」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』の「めっちゃウマ・お取り寄せ」コーナーでは毎週、全国各地のめっちゃウマくて取り寄せたくなるという、極上の名産品を紹介しています。

12月29日放送の年末スペシャルでは、今年紹介した名産品の中から何品かをもう一度紹介しました。

ここでは7月13日に放送した、宮城県石巻市の「みそ鰻」を取り上げます。

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うなぎがまろやかに

みそ鰻は1913年(大正2年)創業の老舗割烹、八幡家が販売。
白焼きにしたうなぎを地元の白味噌に漬け、その状態で届くという名産品です。

味噌独特の発酵のおいしさが加わることで脂が強いうなぎが中和され、食べやすくなっています。
軽くあぶって良し、お茶漬けも良し、うなぎの旨味も入っていて、残ったお味噌は鶏のひき肉とあわせて鶏味噌などにしてもおすすめとのこと。

石巻市のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

あらためてどのような味だったのか、八幡家の阿部紀代子さんに電話で話を伺いました。

宮城で年越しの料理といえば

八幡家さんはこの年末の時期は、おせち作りの準備で忙しいとのことですが、宮城ならではというおせちの具材はあるのでしょうか?

阿部さん「ウチで作るおせちは比較的日本料理のスタンダードの形にしているので。ただ地元の食材、例えば冬だったらせりであったりとか、カキであったりとか」

カキは今年は焼き物で使われるそうですが、年によっては酢の物、揚げ物、煮物とさまざまで、同じものが毎年続かないように工夫されているとのことです。

また、おせち以外で年末年始に宮城で特に食べる物があるそうですが、それが魚のカレイ。

阿部さん「年末、年越し魚でナメタガレイといって、ちょっカキとふつうのカレイよりも大型で身が厚くて、子持ちが喜ばれるんですけど、それを切り身にして煮付けにするという。
年越しの夜のごちそうになります」

年越しはカレイとそばを食べるようですが、この話を聞いていた加藤由香アナウンサーも納得。

加藤は福島出身で同じようにカレイを食べていて、全国的にカレイを食べるものだと思っていたそうです。

お正月にもピッタリ!

さて、今年の7月に紹介したみそ鰻ですが、今回もスタジオに運ばれてきました。
食べる前から味噌の香ばしい香りが広がっています。

多田は前回紹介した時に食べていますが、加藤は初めての実食です。

加藤「皮は香ばしくカリッとしていて、身はふわっとして。これ、お酒が欲しくなりますね。白いごはんにも合いそう、おいしい」

ひつまぶしのように、普通に食べた後にお茶漬けにして何度も味わうという楽しみもできそうです。

多田も「カレイは年末、みそ鰻は年明けの2日、3日あたりにあぶってお酒とともに。いい正月を迎えられそうですね」と、同じくお酒に合いそうと太鼓判を押しました。

今年はいろいろなことがあり、大変な1年だったという方も多いと思われますが、お正月はそれをリセットして新しいスタートを切る良いタイミングです。

お正月はおいしい物を食べ、おいしいお酒を飲んでリフレッシュしたいですね。
(岡本)
 
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2022年12月29日08時25分~抜粋

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