多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

最高齢90歳!平均年齢70歳のチアチーム「ジャパンポンポン」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、全国のさまざまな地域の話題を紹介する「日本全国おはようさん!」のコーナー。

12月1日の放送では、東京のチアダンスチーム「ジャパンポンポン」を取り上げました。平均年齢70歳、最年長90歳の総勢23名のチームです。

90歳でチームの代表を務めている滝野文恵さんにお話を伺いました。

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金色のスパンコール衣装で10曲!

先日も江戸川区でのイベントに参加した「ジャパンポンポン」。全員が金色のスパンコール衣装を身につけて、全10曲のチアダンスを披露しました。

メンバー全員で3曲踊ったと聞いて、「すみません、しんどくはないんですか?」と思わず尋ねる多田しげおに、「もちろんしんどいですよ」と滝野さん。

多田「しんどいけれども?」

滝野さん「しんどいけれども楽しいので、なんか知らないうちに踊っちゃいますね」

多田「曲が終わります、最後決めポーズを取ります。気持ちいいでしょうね」

滝野さん「いい気持ちですね(笑)」

63歳でチアを始めたきっかけ

滝野さんがチアダンスを始めたのは63歳の時。それまでチアの経験はありませんでした。

ある時、アメリカにシニアのチアリーダーグループがあると知った滝野さんは衝撃を受け、「シニアでもできるんだったらやってみたい」と思ったそうです。

そのチームのリーダーと、文通を始めるようになった滝野さん。

レストランに友人を10人ほど集め、リーダーから送ってもらった写真を見せながら「アメリカでこういうことをやっているけれど、私たちもやらない?」と勧誘を行いました。

滝野さんいわく“物好きな人”5人でスタートすることになった「ジャパンポンポン」。

友人を渋谷のレストランで勧誘したあと、滝野さん一行はなんとその足で青山学院大学へ向かったといいます。

青学バトン部に「教えて」

チアダンス部を探したものの、あいにく渋谷のキャンパスにはなく、「チアもバトンも同じだろう」という考えからバトン部へ行くことに。

バトン部のキャプテンに「教えて」とお願いした滝野さんでしたが、キャプテンの第一声は「お嬢さんにですか?」。滝野さんは「違う、私たちよ」とお願いしたそうです。

多田「60代からダンスを始めました。覚えてもすぐに忘れません?」

滝野さん「忘れちゃうな。『そんなことやったの?先週』っていうような感じで(笑)」

多田「基本、楽しいから続けられたんでしょうね」

滝野さん「楽しいのと、出る場があったのと。バトンの学生さんの発表会に出していただいたんですね。その時にアメリカから衣装を取り寄せて(笑)そこら辺から始まってますんで」

キラキラした衣装を身につけるのも、楽しみのひとつだったそうです。

滝野さん「人様の前で衣装を付けて踊るなんてことはまずないので。そういうのもあって、楽しいかなみたいな」

「ちょっと体操やってみない?」

滝野さんはメンバーを増やすため、友人に「ちょっと体操やってみない?運動靴をもってらっしゃい」と伝えて勧誘活動を行ってきました。

滝野さん「一度来たら、『もうあなた抜けられないよ』みたいな。かなりひどい状況で(笑)1年に1人ぐらいずつ、だまくらかして」

そんなこんなで、「ジャパンポンポン」には現在23人のメンバーが在籍しています。

来年80歳になる方が3人。みな身体の痛みをだましだまししながら活動しているんだそう。

多田「音楽かけて踊って。楽しいので、痛いなーとか、しんどいなーなんかを忘れちゃうわけですね」

滝野さん「それで家に帰って、氷で冷やしたりいろいろ手当てなさって。苦労するんですよ(笑)」

いつまでも若く美しく!

7周年の時に、お客さんにアンケートを取ったという滝野さん。

「元気をもらった」「勇気をもらった」「いつからでも何でも始められるのね」との声に感激して、「こういうことをやってるんだ」と再確認できたといいます。

「せっかくこんな楽しいことをやってるんだから」と、「ジャパンポンポン」はチャリティーショーを開催しています。

多田「まず滝野さん自分たちが楽しい。あと、世のため人のためにがんばれているということですね」

滝野さん「そうですね。若くて美しくて(笑)」

多田「ハハハ!笑っちゃいけないですね!その通りです!いつまでも若く美しく!」

元気な声で、自らが代表を務めるチアチーム「ジャパンポンポン」の活動を伝えてくれた滝野さんでした。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年12月01日07時42分~抜粋

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