多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

絵本からエロ本まで揃う!金曜の夜だけ本屋になるお寺とは?

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、全国のさまざまな地域の話題を紹介する「日本全国おはようさん!」のコーナー。

11月17日の放送では、岩手県盛岡市の専立寺(せんりゅうじ)のユニークな取り組み、毎週金曜日の夜に本を販売する「夜行(やこう)書店」を取り上げました。

本堂の一角、阿弥陀如来像の前で開かれるこの本屋さんについて、住職の日野岳 史乗(ひのおか ふみのり)さんにお話を伺いました。

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コロナ禍こそお寺に来てほしい

この「夜行書店」を始めたきっかけは、コロナ禍。

外出しづらい日々が続いた時に、「そういう時こそお寺に来てほしい。息苦しくない、隙間とか空き地になればいいな」という思いからスタートしたそうです。

「もともとお寺って、いろいろな人が普段からやってくる場所ですもんね」という多田しげおに、「そうなんです。こういう時なので、お寺は自粛することなく。よりハードルを下げてというか」と日野岳さん。

日野丘さん「お寺はいろいろな人を受け入れられる場所だよ、というのをコロナに限らず。こういう表現をうちはしていきたいなと思っています」

こんな思いを、専立寺は「夜行書店」という形で表しています。

「エロ好き」住職の推薦書

「夜行書店」に並ぶ本は、100~120冊ほど。

ラインナップは知り合いの本屋さんにおまかせをしていて、写真集、小説、絵本、ノンフィクションなど多岐に渡っています。

注目は「住職推薦コーナー」。1つは絵本、そしてもう1つはなんとエロ本です。

「はっ?絵本とえっ…エロ本?」と言葉を失う多田。言葉は似ていますが、大きく違います。

多田「ご住職の好みの分野なんですか?」

日野岳さん「ああーもう好みですね。単純に僕がエロ好きっていうこともありまして」

なんともすっきりはっきりしたご住職です。

人間と切っても切り離せない問題

多田「良い風にいいますと、仏教においてエロは大事なんだよ、ということですか?」

日野岳さん「仏教に、というか。そこは人間と切っても切り離せない問題なので。かっこよく言えばそうなんですけど、単純に僕が好きっていうだけの」

「住職推薦のコーナー」には、日活ロマンポルノ系の女優さんの人生伝や監督さんのお話の本、ポルノ映画についての本、官能小説、春画なども置いてあるそうです。

「ただただいやらしいだけのもの」は、パソコンやスマホで簡単に見たり読んだりすることができる時代。

日野岳さん「それは否定しないんですけど、それだけじゃなくて。それこそ人間の持ってるエロ文化というか考え方の欲求は、もうちょっと奥ゆかしいんだけどオープンであった方がおもしろいな、というのが僕の考え方です」

街の隙間や空き地になりたい

住職推薦コーナーの書籍を、若い女性が購入してくれることもあるそうです。

多田「お寺で買うからちょっと買いやすいわ、というところもあるかもしれませんね」

日野岳さん「コンビニでエロ本を立ち読みしづらいけれども、お寺だとなんとなく中和されるみたいな雰囲気もあったりするので」

多田「これをきっかけに、たくさんの方がお寺に来てくださいということですよね」

日野岳さん「街にそういう隙間があるので、いざとなったらこういうところに逃げてきたりだとか、何かあったら遊びに来れるような。そういう風な空き地みたいな場所になれればいいと思ってやってます」

毎週金曜日の夜だけ開店するお寺の書店、専立寺「夜行書店」です。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年11月17日07時40分~抜粋

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