11月14日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』(CBCラジオ)の「ザ・ランキング」のテーマは「心に残る昔話」。
番組でのランキングでは1位 桃太郎、2位 かぐや姫、3位 浦島太郎、4位 かさじぞう、5位 鶴の恩返し、という結果でした。
今回は5位の「鶴の恩返し」を取り上げます。
さて、話の内容を覚えているでしょうか。
びっくり!『鶴の恩返し』の主人公が出家して建てたお寺が山形県に実在する!
思い出してみて
昔話の「鶴の恩返し」、わかっているようで、思い出すと細かいところはよくわからないものです。
・登場人物の男性はおじいさん?それとも若者?
・助けるとき、鶴はどういう状態だったのか?
・鶴は見られた後、どうなった?
・男の人はそれからどうした?
昔話ですから伝わった地方によって多少違いますが、実は「鶴の恩返しの発祥の地」と言われているのは山形県南陽市です。
街の至るところに様々なモニュメントがあり、南陽市には「おりはた駅」という駅があります。
さらに「鶴の恩返し」の主人公が、物語の後に出家して建てたというお寺、鶴布山珍蔵寺もあります。
多田がその鶴布山珍蔵寺の副住職である武田俊孝さんに伺いました。
・登場人物の男性はおじいさん?それとも若者?
・助けるとき、鶴はどういう状態だったのか?
・鶴は見られた後、どうなった?
・男の人はそれからどうした?
昔話ですから伝わった地方によって多少違いますが、実は「鶴の恩返しの発祥の地」と言われているのは山形県南陽市です。
街の至るところに様々なモニュメントがあり、南陽市には「おりはた駅」という駅があります。
さらに「鶴の恩返し」の主人公が、物語の後に出家して建てたというお寺、鶴布山珍蔵寺もあります。
多田がその鶴布山珍蔵寺の副住職である武田俊孝さんに伺いました。
主人公の名前
珍蔵寺は、鶴の夫だった金蔵が仏門に帰依して開いたと言われています。
多田「主人公の男性がそちらのお寺を建てたそうですね」
武田「こちらに伝わる『鶴の恩返し』の主人公は金蔵という青年で、鶴との約束であった『機織りをしている間は決して覗かないでください』という約束を守れなかった自分に対しての戒めとして、鶴が去ってしまった後に仏門に帰依して、この珍蔵寺を建立しました」
物語のラストは、姿を見られた鶴が飛び去っていくシーンでした。
武田「鶴という正体がわかったところでお別れになりました」
多田「主人公の男性がそちらのお寺を建てたそうですね」
武田「こちらに伝わる『鶴の恩返し』の主人公は金蔵という青年で、鶴との約束であった『機織りをしている間は決して覗かないでください』という約束を守れなかった自分に対しての戒めとして、鶴が去ってしまった後に仏門に帰依して、この珍蔵寺を建立しました」
物語のラストは、姿を見られた鶴が飛び去っていくシーンでした。
武田「鶴という正体がわかったところでお別れになりました」
梵鐘の絵
鶴は金蔵に助けられた時、どういう状態だったのでしょうか?
武田「村のこどもたちから脚などをいじめられていた。その晩、女性が青年のもとに来た時、脚をケガしていて、その手当てをしてあげました」
多田「それらの様子がお寺の梵鐘に絵で描かれているそうですね?」
武田「鶴がこどもたちにいじめられている場面、その晩に訪ねてきて手当てをしてあげる場面、機織りをしている場面、飛び立つ場面と描かれています」
多田「南陽市のこどもたちはお寺で和尚さんからお話を聞く、さらに絵を見てその話を覚えていくということですね」
武田「私も地元ですので、親から聞いたり、学校でも授業で習ったりしました」
多田「『恩は返さないといけないよ』『約束は守らないといけないよ』ということを教えられたのでしょうね」
昔話の中から自然に教訓を学ぶことができますね。また、お話を絵で覚えられるのは羨ましいところです。
(みず)
武田「村のこどもたちから脚などをいじめられていた。その晩、女性が青年のもとに来た時、脚をケガしていて、その手当てをしてあげました」
多田「それらの様子がお寺の梵鐘に絵で描かれているそうですね?」
武田「鶴がこどもたちにいじめられている場面、その晩に訪ねてきて手当てをしてあげる場面、機織りをしている場面、飛び立つ場面と描かれています」
多田「南陽市のこどもたちはお寺で和尚さんからお話を聞く、さらに絵を見てその話を覚えていくということですね」
武田「私も地元ですので、親から聞いたり、学校でも授業で習ったりしました」
多田「『恩は返さないといけないよ』『約束は守らないといけないよ』ということを教えられたのでしょうね」
昔話の中から自然に教訓を学ぶことができますね。また、お話を絵で覚えられるのは羨ましいところです。
(みず)
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