多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

健康にうれしい簡単マイタケ料理!「白黒茶、3種のマイタケの肉巻き」

旬の食材を紹介する、CBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』のコーナー「旬食」。

10月25日放送のテーマは「マイタケ」。
名古屋市中央卸売市場 名古屋青果株式会社の久野さんに話を伺いました。

[この番組の画像一覧を見る]

見つけた人が舞い上がって喜ぶキノコ

野菜は、夏から秋の「夏秋作」から、秋から冬の「秋冬作」への産地の切り替わりに伴い、品目で入荷状況に差が出ているそうです。

ニンジン、キュウリ、トマトは入荷が少なく、ダイコン、キャベツ、ハクサイといった寒い季節の定番野菜は順調な入荷とのことです。

この日のテーマ「マイタケ」は、豊かな香りと旨みがたっぷりで、シャキシャキとした食感が特徴のキノコ。

名前の由来には「天然のマイタケを見つけた人が舞い上がって喜ぶほど価値があり、味のいいキノコ」という説、そして「見た目が蝶が舞う姿に似ている」という説があります。

「見つけた人が舞い上がって喜んだっていうぐらい、昔は天然物は本当にちょっとしかなかったんですよね」という多田しげおに、「天然物は本当に希少でした」と久野さん。

シロマイタケとクロマイタケ

マイタケは、1980年代に人工栽培が普及してから食卓に広がりました。今では、天ぷら、炒め物、鍋料理、炊き込みご飯など、幅広い料理で手軽に楽しめるキノコです。

多田は、マイタケの人工栽培に成功し、一気に食卓に登場した時のことをリアルタイムで覚えているそうです。

マイタケには、茶・白・黒の3種類があります。

傘が茶色で軸が白いものが一般的なマイタケ。

傘から軸にかけて全体が白い「シロマイタケ」は、肉質が少しやわらかく、煮ても汁が濁らないのが特徴です。

傘の色は黒く、軸が白い「クロマイタケ」は、味と旨みが濃いのが特徴。煮汁も黒くなるので、色が気にならないキムチ鍋がおすすめとのことです。

ビタミンDと食物繊維が豊富

多田「普通のマイタケに比べて、シロマイタケ、クロマイタケは値段が高いんですかね?」

久野さん「流通量が違いますので、少しお値段が高いかなっていう感じですね」

マイタケには、骨や歯を丈夫にするのに欠かせないカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。

さらに腸内環境を整える食物繊維も豊富な、健康にうれしいキノコです。

好みのマイタケを見つけて

それでは恒例、久野さんおすすめの「おいしい食べ方」のコーナーです。

今回のレシピは「白黒茶、3種のマイタケの肉巻き」。
3種類のマイタケの味の違いが楽しめる料理です。

1.マイタケは水洗いをせず、適当な大きさに手で割きます。
水で洗うと風味が落ちてしまうので、汚れが気になる場合はキッチンペーパーでふき取っておきます。

2.3種類のマイタケそれぞれを、別々にしゃぶしゃぶ用の豚肉で巻きます。

3.沸騰した蒸し器に入れて約6分蒸したら完成です。

茶色はマイタケ本来の豊かな香りとシャキシャキ感が味わえます。
白は茶色と比べると少しやわらかく、上品な香りと上品な味です。
黒は肉厚で歯ごたえがあり、濃厚な香りと濃厚な味です。

ポン酢、ゴマダレで食べるとおいしいとのこと。
3種類それぞれの個性を楽しめるこのレシピで、お好みのマイタケを探してみてくださいね。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く

2022年10月25日08時13分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報