多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

笑っちゃうほど美味しい?秋の晩酌のおともにピッタリ「ニギスの干物」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、旬の食材を紹介する「旬食」のコーナー。

10月11日放送のテーマは旬の魚「ニギス」でした。
名古屋市中央卸売市場 中部水産株式会社の小島一成さんから話を伺いました。

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目がギョロッ、下あごが突出

現在の入荷は、雨や気温の急変によりまとまった量が入ってこない状況。とはいえ、決して高くない価格で推移しているので、「ぜひ魚を食べてもらいたい」と小島さん。

この日、小島さんが紹介してくれたのは、多田しげおも聞きなじみのない「ニギス」。
小島さんによるとニギスは、赤みがかった20cmくらいの細長い魚。

小島さん「目がギョロッとして、下あごが出てましてね、見た目は決して良くない魚なんですよね(笑)」

華がないために安い相場で取引されているものの、実はおいしい魚なんだそう。

「実はおいしい安いで最高じゃないですか!」とご機嫌な多田。

今から冬場にかけて、愛知、石川、新潟から入荷されるそうです。

「キス二」ならぬ「ニギス」

多田はこの「ニギス」という不思議な名前が気になっている様子。この名前は「キスに形が似ている」ことから付いたといいます。

多田「キスに似ているので、ニギス。『キス二』とはいわずに、『ニギス』というんですね」

見た目よりも味はおいしいというニギス。骨は気にならない程度、適度に脂があり、干物にしても焼き物にしてもおいしい白身魚なんだそう。

多田「これからスーパーによく並ぶということですか?」

小島さん「今日あたり、福井方面からちょっとずつ入っています」

おすすめレシピ「ニギスの干物」

小島さんおすすめのニギス料理を紹介してもらいます。

「ニギスの干物」

1.頭と内臓を取って綺麗に洗い、5%の塩水に30分ほど漬けます。※塩の加減と漬ける時間はお好みで。

2.水分を完全にふきとり、干し網に並べます。小島さんは物干しざおに干しているそうです。
※猫に狙われないように工夫してください。

3.そのまま一昼夜干して完成です。
※小島さんは30時間干したそうですが、少々長かったようです。

多田「家庭で作れるニギスの干物。これはもう焼けばいいんですか?」

小島さん「グリルまたはフライパンで。フライパンでは転がすようにしていただいて、表面に焦げ目ができたら完成という感じですね」

酒飲みの定番メニュー

肝心のお味はいかに?

小島さん「これはね~、骨も簡単にはがれますし。やっぱり今の時期は酒飲みには定番メニューといっても間違いないと思いますね」

秋の晩酌のおともにピッタリのようです。うれしそうな小島さんに、多田がツッコミを入れます。

多田「小島さん、ついつい笑いながら(笑)笑うくらいおいしかった?」

小島さん「そうですね。やっぱり独自の脂感がありまして、焼いたあともカスカスにならん感じがしましてね」

多田「しっとりみがあって、という感じですか。白身で、脂が乗ってて、独特のということは、イヤミのない脂という感じですかね」

小島さん「おいしいですよ!本当に」

スーパーでニギスを見かけたら、ぜひ干物にしてみたいと思います。
(minto)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年10月11日08時14分~抜粋

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