『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、旬の食材を紹介する「旬食」のコーナー。
10月4日放送のテーマは「さつまいも」。名古屋市中央卸売市場 名古屋青果株式会社の久野さんから話を伺いました。
10月13日は「さつまいもの日」
現在の野菜の入荷状況は、トマト、ミニトマト、キュウリは入荷が少ないものの、キャベツ、ジャガイモ、タマネギは潤沢にあり、全体的には平年並みだそうです。
来週木曜日、10月13日は「さつまいもの日」。
さつまいもを「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」 と呼ぶことから、「川越いも友の会」が制定しました。江戸から十三里離れた川越のさつまいもがおいしかったことから 生まれた言葉ということです。
そんなさつまいもが日本に伝わったのは、400年ほど前のこと。
中国から琉球を経て薩摩に伝わり、薩摩から全国へ伝わったことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。
今も鹿児島の生産量は全国1位で、約35%のシェアを誇っています。
料理は皮ごと!
さつまいもには多くの品種があり、名古屋市中央卸売市場でも20品種ほどのさつまいもを取り扱っています。
紅あずま、鳴門金時は「ほくほく系」、シルクスイートは「なめらか系」、紅はるか、安納芋は「ねっとり系」と、品種により食感が異なります。
久野さんによると、女性は年齢を問わず「ねっとり系」を好む傾向にあるんだそう。
さつまいもは食物繊維、ビタミンCが豊富。さつまいものビタミンCは熱に強いため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
皮もカルシウムを始めとしたさまざまな栄養を含んでいるので、皮をむかずに料理をする方が良いそうです。
「焼き芋にした場合でも、本当は皮ごと食べた方が良いということですか?」と尋ねる多田に、「そうですね!よく洗って皮ごと食べていただいた方が身体には良いですね」と久野さん。
「さつまいもの蒸しパン」
それでは、とっておきのレシピの時間です。今回は久野さんから、さつまいもがゴロゴロ入った「さつまいもの蒸しパン」を紹介してもらいます。
1.さつまいもはよく洗って水気を取り、さいの目切りにしてから5分ほど水にさらし、レンジで約3分加熱します。
2.クリームチーズもさいの目切りにします。
3.ボウルに卵、砂糖、サラダ油を入れて、よく混ぜます。
4.牛乳を入れて良く混ぜ合わせ、ホットケーキミックスを入れて軽く混ぜます。
5.さいの目切りにしたさつまいもをトッピング用に少し残して入れ、クリームチーズも入れて、ヘラでざっくりと混ぜ合わせます。
6.耐熱容器にクッキングシートを敷いて流し入れ、トッピング用に残しておいたさつまいもと、黒いりごまを上から散らします。
7.ラップをかけレンジで約6分加熱し、粗熱を取ったら完成です。
芋には芋。芋焼酎のロック
久野さん「クリームチーズの塩味がさつまいもの甘さを引き立ててくれて、さつまいもの食感も心地よい。クリームチーズがアクセントになって、とてもおいしいですね」
多田「これうまく作ったら、焼き芋に匹敵するような料理になりそうですね!」
久野さん「メープルシロップをかけて食べてもおいしいですね」
いつもは、「この料理には何の酒が合いますか?」と尋ねる多田ですが、今回ばかりは「お茶ですね」と遠慮気味。
しかし「芋には芋ということで、芋焼酎のロックですね」と、久野さんはきっちりお酒を提案してくれました。
久野さん「クリームチーズが入ってますのでね、ちょっとつまみ系でもあるんですね」
多田「久野さん、どうしても絶対酒を飲むぞということで(笑)」
久野さん「気持ち良く1日を終わりたいと思います」
今宵も芋料理と芋焼酎で一杯やってるかもしれません。
(minto)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く
2022年10月04日08時14分~抜粋