多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

日本国内だけでも約2,000種類!品種によって食感や味の違いが楽しめる定番フルーツ

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』(CBCラジオ)、旬の食材を紹介する「旬食」のコーナー。

9月27日放送のテーマは「りんご」。名古屋市中央卸売市場 セントライ青果株式会社 本場支社の暮石さんに話を伺いました。

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世界中に約1万5000種類

年中流通しているりんごですが、本来はこれからが旬。りんごの収穫期は8月~12月頃までです。

通年出回っているものは「晩生種」。これから出てくるものは「中生種」。これからの時期は、最も多くの品種が出回る時期です。

長野県産ではシナノドルチェ、秋映(あきばえ)、シナノスイート、シナノゴールド。青森産ではひろさきふじ、ほのか、トキ、シナノスイートなど、いろいろな種類が味わえます。

「多いんですね!りんごっていうのは改めて」と驚く多田しげおに、「りんごは世界中に約1万5000種類あるといわれています」と暮石さん。

日本国内だけでも約2,000種類!
現在、市場に出回っているのは、このうちの約40~50種類なんだそう。

「ぐんま名月」に「秋映」

多田「品種ごとにちょっとずつ味とか食感とか違うのが楽しいですよね」

暮石さん「色も違いますし。最近ではトキとかシナノゴールドなど黄色の品種も多くて、『ぐんま名月』という、月のような色のりんごもあります。こちらも甘みが強くて、おいしいりんごですので、ぜひ味わっていただければ」

「ぐんま名月」とは、なんとも素敵な名前です。

暮石さん「10月になると増えてくる『秋映(あきばえ)』は、黒っぽいような濃い赤色で。見た目に反してすごくシャキッとして甘みも強いので、ぜひおすすめです!」

多田「だから『秋映』という名前にしたんですか」

暮石さん「いかにも“映える”感じですよね。映えるりんごです」

りんごは「皮ごと」がおすすめ

暮石さんによると、りんごは皮ごと食べるのがおすすめ。

皮には食物繊維もリンゴポリフェノールも含まれているので、ぜひ皮ごと食べてほしいとのことです。

多田「皮がすごく薄くてやわらかいものも出てますもんね」

暮石さん「品種によって全然皮の硬さも違いますし、シャキッとしたものやパリッとしたもの、いろいろありますね」

多田「生産者の方や農業試験場の方はすごいな」

暮石さん「日々、おいしくなる努力をされてらっしゃるので」

りんごとサーモンのカルパッチョ風

それでは恒例のレシピ紹介、今回は「りんごとサーモンのカルパッチョ風」です。

1.リンゴを縦半分に切り、さらに2~3等分にして種の部分を切り落とし、皮ごと薄くスライスします。

2.刺身用のサーモンも薄くカットし、りんごと交互にお皿に並べます。

3.残り半分のりんごを皮ごとすりおろし、オリーブオイル大さじ2、リンゴ酢大さじ1、塩適量と合わせてソースを作り、お皿にかけます。

4.お好みでブラックペッパーを振って完成!

白ワインにピッタリ

暮石さん「シャキッとしたものと、やわらかいすりおろしたりんごの甘みが感じられる一品です」

多田「これはワインが合いますね」

暮石さん「白ワインが合うと思います」

暮石さんのおすすめは、これから出てくる「紅玉」。甘みと酸味が感じられて、さっぱりと食べられるということです。

お子さんも楽しめる「りんごとサーモンのカルパッチョ風」。いろいろな品種で食感や味の違いを試してみてはいかがでしょうか。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年09月27日08時13分~抜粋

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