多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

郵便配達員も思わず投函!個人宅に置かれた赤いポストの謎

8月29日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』(CBCラジオ)の「元気にポーン」では、春日井市の大崎豊さん(64歳)を紹介しました。

大崎さんの玄関の前には、昭和の香りのする高さ1m30cmほどの赤い丸いポストが置いてあるそうです。
多田しげおが大崎さんに伺いました。

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郵便受け

実は赤いポストは大崎さん宅の郵便受け。
配達員の方が大崎さん宅宛ての郵便物をここに入れていくそうです。大崎さんは今日も朝からポストをみがいていたそうです。

多田「郵便局の人も最初はびっくりしたでしょうね」

大崎さん「立てた次の日に郵便物を持ってきた人が入れていいかわからず、インターホンを鳴らして確認しましたが、留守だったもんで、そのまま投函して帰られたそうです」

近所の人が、「あ、郵便ポストがある」といって、ここに郵便物を間違って入れるという心配もあります。

が、ポストは道から2~3mほど中に入って、玄関の前に立っているので間違われたことはないようです。

なぜ赤いポスト?

そもそも不思議なのは、そうしてポストを自宅の郵便受けに使おうと考えたのか?ということ。

大崎さん「もともとアンティークなものが好きで、家の中でも古いブリキのボンネットバスとか、電話も黒のダイヤル式のものを使っていたりします。

ちょうど10年ほど前に家を建て直す時から、赤いポストが欲しくて欲しくて。ちょこちょこ探していたら、オークションで見つけて、購入してしまいました」

大崎さんの熱い思いがあったようです。

人から人へ

オークションに出品したのは兵庫県伊丹市の方だとか。

大崎さん「向こうの方がワンボックスに乗せて持ってきてくれて、自分で土台を作りましたから、その上に置いて固定しました」

元の持ち主の方も赤いポストに愛情があって、新しい持ち主に引き渡せてほっとしたことでしょう。

土台に乗せた時に「やったー」という気分になったという大崎さん。
そこに初めて郵便物が入っていた時はどう思ったのでしょう?

大崎さん「取り出し口を開けて入っていた時はうれしかったですよ。入っていてもいなくても、毎日開けるのが楽しいです」

昭和27年生まれ

赤い丸形ポストの魅力を語る大崎さん。

大崎さん「このポストは昭和27年製造と書いていますから、人間にすれば古希です。それがこんなに立派に立っているとは、とても日本の昔の文化はすごいなと思います」

ポストは頑丈です。昭和の時代から、街角で風雨にさらされても何ともないというものです。
大崎さんは「僕より年上です」と誇らしげです。

多田は「二人で頑張っていこうという感じですね」と、まとめました。

玄関前に立つ昭和の香りがする丸形ポスト。
今日も大崎さんはわくわくしながら取り出し口を覗いています。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年08月29日08時14分~抜粋

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