多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

硫黄岳を望む日本一標高の高い露天風呂!長野県八ヶ岳「本沢温泉 雲上の湯」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』「ザ・ランキング」のコーナーでは、世の中にあるいろいろなランキングを毎週ひとつ紹介しています。

8月8日の放送では、「露天風呂標高ランキング」を取り上げました。1~3位はすべて長野県。3位は標高2,000mの「高峰温泉」。2位は標高2,020mの「白馬鑓(やり)温泉」。1位は標高2,150メートルの「本沢温泉 雲上の湯」です。

八ヶ岳の山腹に位置するため、つかるまでには相当な登山が必要な「本沢温泉 雲上の湯」について、支配人の松本さんから電話でお話を伺いました。

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山小屋から10分歩いて到着

松本さんによると、この日の気温は朝7時40分の時点で15℃。さすがは日本一の高所にある温泉、真夏とはいえかなり涼しいようです。

山小屋から雲上の湯までは、標高差で50m。約10分ほどかかります。

脱衣所はなく、そこには露天風呂がぽつんとあるだけです。

多田「当然そこからお湯が湧いてきているわけでしょ。お湯が湧いてきた周りをちょっと囲って湯船にした、という感じですね」

松本さん「浴槽があるような感じで」

多田「床のところからボコボコっと湧いてきているという、なんかいいですね!」

想像しただけでワクワクしてしまう多田。

建物も電気もない野天風呂

「雲上の湯」には建物もなければ、電気もありません。

多田「じゃあ昼間だけ入ることができる感じですね」

松本さん「夜は危険なので、やめていただいております」

多田「そこまで登っていくのも危険だし、夜入ってるとなんか…なんかが出るかもしれないぞ、と(笑)」

浴槽の大きさは、4人が入るといっぱいなサイズ。

多田「そこにポチャンと浸かりまして、見る景色はどんな景色が広がるんですか?」

松本さん「八ヶ岳の硫黄岳という2,800mぐらいの山があるんですけど、それが見えます」

温度調節は「蓋」で

露天風呂のお湯の温度は日々変化するものの、この日の前日、松本さんが計ったところ42℃だったそうです。

多田「ちょっと熱めですね。冷たい水を入れたりとか、温度の調整はできるんですか?」

松本さん「蓋を全開にしてみたり、蓋で調整したりしています」

温度の秘密は「蓋」にあるようです。

「ポカポカするお湯に浸かって、春や秋冬は雪景色の山々が見えてっていうのは、最高の露天風呂ですね!」と、多田は遠く八ヶ岳の露天風呂に想像を膨らませます。

まさかの「日帰り入浴」も!

山小屋から「雲上の湯」までは10分で登れますが、車を降りてから山小屋までは約2時間半の登山が必要です。

これだけの登山が必要にもかかわらず、夏はなんと「日帰り入浴」をする人も多いんだそう。

多田「達成感で湯に浸かるんでしょうかね?」

松本さん「やはり日本一高い露天風呂ということで、それを目指してくる方が大変多いです」

帰りはまた汗をかいてしまうものの、この達成感を味わうために登ってくる方が多いようです。

多田「やっぱり魅力的なんでしょうね」

松本さん「自然味あふれるいいところにありますので」

日本で一番高いところにある露天風呂「本沢温泉 雲上の湯」。わざわざ山を登ってでも訪れたい、開放的な露天風呂です。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年08月08日07時37分~抜粋

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