CBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』「スイーツ塩見のあま~いお話」では、CBCきってのスイーツ通で、自らも腕を奮う塩見啓一アナウンサーが、毎回1つのスイーツを取りあげ、そのお菓子の歴史やおいしさのポイントなどを解説しています。
7月15日放送のテーマは「ラングドシャ」です。
クッキーのようなサブレのようなお菓子「ラングドシャ」の語源は?
ラングドシャの語源は
ラングドシャはフランス語で「猫の舌」という意味で、それぐらい厚さが薄く表面がザラザラしている、細長い形(日本では正方形や丸形のものが多いですが)で端っこは茶色く中心に近いほど白いということから、その名が付いています。
ラングドシャは17世紀からある説と、20世紀初頭にできたという説などさまざまありますが、フランスでは少なくとも100年以上作られてきたお菓子です。
ここで多田が疑問に思ったのは、ラングドシャはクッキーの一種なのでしょうか、それともビスケット、いえ、サブレなのでしょうか。
塩見「それでいうならサブレなんですよ」
日本で有名なサブレといえば、鎌倉で有名な鳩サブレーですが、ラングドシャと鳩サブレーはまた別のように感じますが、塩見いわく鳩サブレーはビスケットに近いそうです。
ラングドシャは17世紀からある説と、20世紀初頭にできたという説などさまざまありますが、フランスでは少なくとも100年以上作られてきたお菓子です。
ここで多田が疑問に思ったのは、ラングドシャはクッキーの一種なのでしょうか、それともビスケット、いえ、サブレなのでしょうか。
塩見「それでいうならサブレなんですよ」
日本で有名なサブレといえば、鎌倉で有名な鳩サブレーですが、ラングドシャと鳩サブレーはまた別のように感じますが、塩見いわく鳩サブレーはビスケットに近いそうです。
クッキーとビスケットの違いは?
では、クッキー、ビスケット、サブレの違いは何なのでしょうか?
塩見「ざっくり言うと、クッキーがアメリカでサブレがフランス、ビスケットがイギリスなんですよ」
ただし、細かく言えばこの3つは違うそうで、材料としては卵とバターと砂糖、小麦粉という点は同じであるものの、配合が異なるそうです。
塩見「昔の本でいうと、ハッキリ分けてあるんですよ。
小麦粉の配合が多いのがビスケットで、バターの配合が多いのがサブレで、その中間がクッキーだというんですが、絶対そうかというとそうでもないんです。
一般的なら、サクサクした感じでバターの香りがするのがサブレ、ビスケットは甘味が少なくて腹持ちがいいなという感じもするんです。
例えば、おかずみたいなものを食べてビスケットを食べても、パンの代わりになるかなというものですよね。
サブレとかクッキーだと、そうはいかないという感じですよね」
塩見「ざっくり言うと、クッキーがアメリカでサブレがフランス、ビスケットがイギリスなんですよ」
ただし、細かく言えばこの3つは違うそうで、材料としては卵とバターと砂糖、小麦粉という点は同じであるものの、配合が異なるそうです。
塩見「昔の本でいうと、ハッキリ分けてあるんですよ。
小麦粉の配合が多いのがビスケットで、バターの配合が多いのがサブレで、その中間がクッキーだというんですが、絶対そうかというとそうでもないんです。
一般的なら、サクサクした感じでバターの香りがするのがサブレ、ビスケットは甘味が少なくて腹持ちがいいなという感じもするんです。
例えば、おかずみたいなものを食べてビスケットを食べても、パンの代わりになるかなというものですよね。
サブレとかクッキーだと、そうはいかないという感じですよね」
フランスのクッキーは全く違う?
クッキー、サブレ、ビスケットは、配合の違いはあるものの、基本的には生まれた国の違いということですが、この国の区分けにも言い切れない部分があるそうです。
塩見「クッキーの語源はもともとオランダ語から来てるんですよ。
小さなお菓子を意味する『クーキェ』というのがあって、
ビスケットはフランス語の『ビスキュイ』から来ているけど、フランスではサブレと呼んでるという。
さらにフランスでビスキュイというと、スポンジケーキのことなんですよ。
私も日本語で書かれたフランスのお菓子の本で『ビスキュイ・オ・フレーズ』って書いてあって、『イチゴの乗ったスポンジケーキじゃないの?』と思ったりするんですけど。
でも材料は同じものなんですよね」
食べ物は派生して新しいものが生まれるからでしょうが、いろいろと入り乱れてきました。
多田は「いろいろ出ましたけど、音声だけでラジオでお聴きのみなさんは、よくわからなかったでしょう。今は便利、radikoがありますから、メモを取りながらもういっぺん聞いて整理してください」とコメント。
確認できるように、こちらでも記事を書かせていただきました。
塩見「クッキーの語源はもともとオランダ語から来てるんですよ。
小さなお菓子を意味する『クーキェ』というのがあって、
ビスケットはフランス語の『ビスキュイ』から来ているけど、フランスではサブレと呼んでるという。
さらにフランスでビスキュイというと、スポンジケーキのことなんですよ。
私も日本語で書かれたフランスのお菓子の本で『ビスキュイ・オ・フレーズ』って書いてあって、『イチゴの乗ったスポンジケーキじゃないの?』と思ったりするんですけど。
でも材料は同じものなんですよね」
食べ物は派生して新しいものが生まれるからでしょうが、いろいろと入り乱れてきました。
多田は「いろいろ出ましたけど、音声だけでラジオでお聴きのみなさんは、よくわからなかったでしょう。今は便利、radikoがありますから、メモを取りながらもういっぺん聞いて整理してください」とコメント。
確認できるように、こちらでも記事を書かせていただきました。
ラングドシャを実際に食べてみた
ラングドシャに話を戻しますと、日本で有名なラングドシャといえば、北海道のお菓子でホワイトチョコをはさんだ、ISHIYAの『白い恋人』。
また、くるくる巻いた形になっているYOKUMOKUの『シガール』もラングドシャです。
塩見「(白い恋人のように)単体で食べるというよりは、ちょっと加工して食べると。
シガールっていうお菓子もくるっと巻いてあるじゃないですか。普通のクッキーだとできないですけど、薄く焼くことができるので」
今までラングドシャと、そのルーツにあるサブレなどの歴史を解説してきましたが、ここでいよいよ試食の時間です。
塩見が実際に作ったのは、丸い形と細長い形のもの。
多田と加藤愛アナウンサーはまず、丸い方を食べてみましたが、やや硬く感じたよう。
塩見「実は本当はもっと薄く焼かなきゃいけないんです。
もっと薄く焼いてそれを巻こうと思ったんですけど、熱いしめんどくさいからこうやって作ってみたんです」
別に本場のラングドシャや、ラングドシャの原型を作ってみたというわけではないようです。
また、くるくる巻いた形になっているYOKUMOKUの『シガール』もラングドシャです。
塩見「(白い恋人のように)単体で食べるというよりは、ちょっと加工して食べると。
シガールっていうお菓子もくるっと巻いてあるじゃないですか。普通のクッキーだとできないですけど、薄く焼くことができるので」
今までラングドシャと、そのルーツにあるサブレなどの歴史を解説してきましたが、ここでいよいよ試食の時間です。
塩見が実際に作ったのは、丸い形と細長い形のもの。
多田と加藤愛アナウンサーはまず、丸い方を食べてみましたが、やや硬く感じたよう。
塩見「実は本当はもっと薄く焼かなきゃいけないんです。
もっと薄く焼いてそれを巻こうと思ったんですけど、熱いしめんどくさいからこうやって作ってみたんです」
別に本場のラングドシャや、ラングドシャの原型を作ってみたというわけではないようです。
ラングドシャの良いところ
細長い方は薄く柔らかいのですが、これはバターを溶かして作ると薄くできたためで、こちらのほうが2人には好評だったようです。
塩見「ラングドシャというお菓子の良いところは、卵白を使って焼けるというところなんですね。
意外にお菓子作りって、カスタードとかパイの上に塗る卵とか、卵黄を使うことが多いんですけど、卵白が残るんですね。
卵白が残ってどうしようと思った時に、作るのにちょうどいいのがラングドシャなんですよ。
その時にバターを溶かして入れると、薄くてちょっと硬めのやつができるんで、薄く伸ばしてくるくると巻いたりすると面白いと。
焼いた直後は柔らかいので、加工しやすいんですね」
家でお菓子を作ることがあれば、他のお菓子と並行して作ってみてはいかがでしょうか。
(岡本)
塩見「ラングドシャというお菓子の良いところは、卵白を使って焼けるというところなんですね。
意外にお菓子作りって、カスタードとかパイの上に塗る卵とか、卵黄を使うことが多いんですけど、卵白が残るんですね。
卵白が残ってどうしようと思った時に、作るのにちょうどいいのがラングドシャなんですよ。
その時にバターを溶かして入れると、薄くてちょっと硬めのやつができるんで、薄く伸ばしてくるくると巻いたりすると面白いと。
焼いた直後は柔らかいので、加工しやすいんですね」
家でお菓子を作ることがあれば、他のお菓子と並行して作ってみてはいかがでしょうか。
(岡本)
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