多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

大分県の夏の風物詩。炭酸で食べるそうめんはどんな味?

6月30日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、「炭酸水そうめん」を取り上げました。

水に浮かべた麺をすくって、つゆにつけて食べるそうめん。水ではなく炭酸水。しかも、めんつゆにも炭酸水を使っているそうです。
いったいどんな味なんでしょうか?

大分県由布市にある黒嶽荘代表、江藤光男さんに聞きました。

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のど越しがいいそうめん

大分県から熊本県にかけてずっと山々が続いている九重連山。その中の一つ黒岳があります。
その麓、標高は750メートル、大分県由布市にある黒嶽荘という旅館で炭酸水そうめんは提供されています。

黒岳は前岳、天狗岩、高塚山の総称で、最高地点は高塚山の1,587メートル。
人気のルートは黒嶽荘から近い男池園地から高塚山を往復するコースです。

江藤さん「微炭酸なんで、サイダーみたいなシュワシュワ感はないんですけども、舌に当たるピリピリ感がありまして、のど越しがいいそうめんっていうイメージですね」

常に炭酸水が出る器

江藤さん「炭酸水で食べるそうめんは、もともと父のアイディアなんです。うちでは、常に冷たい状態を保つために工夫をしています」

そうめんを食べるのは旅館の中ではなく屋外の建屋。二列に並んだ特別なカウンターには一人分ずつ透明な器が設置されています。

器は固定式で、下に開いた穴からパイプが通っていて、そこから常に冷たい炭酸水が出ています。

この器にぴったり入るざるで、そうめんが提供されます。新しい炭酸水が常時出てくるので、いつもブクブク、ピリピリです。

そうめんのイメージが変わる

江藤さん「『そうめんのイメージが変わった』『ちょっとピリピリとして喉越しがいいそうめんは初めてです』という声がありますね」

初めて食べたお客さんの多くは驚くんだとか。
下から炭酸水が湧いてくる器で食べるのは一般家庭では無理。

そうめんを食べ終わり、薄まっためんつゆを最後にグイッと飲み干すのもアリ。
ちょっとピリピリ感がしておいしいんだとか。

この炭酸水はミネラルが豊富なので、水だけで飲んでもおいしいそうです。

炭酸水三昧

もちろん炭酸水は、コップに入れてそのまま飲んでもOK。

江藤さん「硬水なんですけど軟水よりなので、かなり飲みやすいです」

炭酸水のお風呂もあります。お風呂は、そうめんの前からやっているそうで、「微炭酸なので、そこまではプチプチ感はないんですけど、冷泉と温めた温泉と二つありまして、それを交互に入っていただくという形になってます」とのこと。

飲んでよし、そうめんを食べてよし、お湯につかってよし。炭酸水ブクブク三昧。大分県の黒岳の麓にある黒嶽荘のご主人、江藤光男さんに聞きました。 
(尾関)
 
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2022年06月30日07時39分~抜粋

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