多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

恵那市在住の85歳男性、マスターズ陸上競技選手権大会で三冠!

6月27日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、岐阜県恵那市の宮地祥敬(よしゆき)さん(85歳)を紹介しました。

宮地さんは先日行われた東海マスターズ陸上競技選手権大会で60m走、100m走、立ち五段跳びで優勝し、三冠達成しました。

マスターズとは85歳から89歳が対象です。ちなみに、100m走の記録は19.09秒だそうです。

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走る和尚さん

「山岡町の林昌寺という禅寺の和尚の宮地祥敬です」

第一声から声に力がある宮地さん。
なるほど、声に張りがあるのは住職だからかもしれません。
しかも100mを20秒を切って走ります。

宮地さん「この歳だと、平均では22~25秒というところ、20秒を切ったのはよかったと思います」

大会新記録

宮地さんが優勝した競技のひとつ、「立ち五段跳び」とはどんな競技でしょうか。

宮地さん「10年ほど前から新たに加わった跳躍の競技です。助走はなしで、立った位置でそこから左、右、左と五歩で砂場の中に入る。どれくらい遠くにいけるかという競技です」

記録は8m62cmと大会新記録でした。

宮地さん「私も簡単にいけると思ってましたが、3歩目、4歩目で脚がくねっと曲がってしまって、それでも5歩目で砂場に入り、記録を更新できました」

ラインダンスをヒントに

普段どんなところで練習しているのでしょうか。

宮地さん「特に練習の時間はとってないです。日常生活の中で、運動を取り入れています。足腰の運動、ラジオ体操、ヨガ、座禅。
朝のお唱えの後、お盆を頭の高さまで上げて、それを蹴り上げるとか」

これには多田もびっくり。

「よくそこまで脚が上がりますね。どこから思いつきましたか?」

宮地さん「宝塚を見に行った時、最後にラインダンスをやります。脚を頭の高さ以上にあげる。あれを見て、やってみようと始めてみました」

多田は「気持ちが若いですね」と感心します。

参道を走る

他にもトレーニングがあるそうです。

宮地さん「お寺の参道を走ります。上り坂で100mあります。終わりの方に石段がありますが、そこを駆け上がるのが最後心臓破りの丘です。
なかなか坂道なので平坦よりエネルギーがいるんです。そういったことで足腰を鍛えています」

特別な器具を使うわけでもなく、今ある環境を工夫しているようです。

大きな夢

他にも健康のコツはあるのでしょうか。

宮地さん「日頃何でもよく食べます。そしてよく動く。ものはプラス思考であまりくよくよしない。よく笑う。モノに感動し、感謝の気持ちを忘れない。そうすると幸せホルモンが出て、免疫を上げて健康に非常にいいです。
病気は気の病と書きます。人は気の動物だと思っています。

禅寺には韋駄天さんという神様がいます。脚が速い神様で、韋駄天さんを私は拝んでいます。

実は、大きな夢を持っています。90歳、100歳、105歳までの記録がありますが、私はその日本記録を破りたいと思っています」

多田「元気な声を聴かせていただいて、ありがとうございました」

まさに身体も心も、その言葉も元気な宮地さんでした。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年06月27日08時13分~抜粋

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