多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

日本の湖で「透明度」が高いのはどこ?

6月13日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』、「ランキング」のコーナーは「日本の湖の透明度」です。

環境庁のランキングでは、第1位摩周湖、第2位倶多楽湖(くったらこ)でした。
倶多楽湖は北海道の南の方、登別温泉の東南の白老町にあります。

多田が白老観光協会の石田さんに電話で伺いました。

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カルデラ湖

ちなみに透明度は直径30センチほどの白い円板を水中に入れ、白色の判別ができなくなる深さによって決まるもので、単位はメートルとなります。

1位の摩周湖は透明度が28m、現在は少し落ちて23mくらいと言われています。
以前は40m以上もあり、世界最高の透明度を誇っていた時もありました。

2位の倶多楽湖の透明度は22mです。火山で噴火口の部分にカルデラができて、そこに水がたまったカルデラ湖です。
周囲8km、航空写真で見ると見事な円形です。

透明度が22m

この倶多楽湖について語る石田さん。

石田さん「見晴台と展望台もあります。飛行機の窓から眺める倶多楽湖の湖面は必見の美しさです。
自然にできてこんなにきれいなまん丸はすごいものです」

湖でボートからのぞくと湖底が見えるそうです。

石田さん「湖底の砂の砂利が一粒一粒までよく見えます。晴れた日には空の青さをそのまま映して、風のない日は雲の形や他の山々を映す鏡のようになっています。

秋になるとまわりの森林が紅葉の時期を迎えて、それが水面に映し出され、紅葉が反射して魅力的な景色が広がります」

透明なわけ

将来、倶多楽湖が摩周湖をしのぐ透明度になると予想されているそうです。

石田さん「倶多楽湖はその地域の開発が制限されているため、手つかずの自然がたくさん残されていて、近隣に人が住んでいないので民家などがなく、湖に川も面していないため、透明度が高いのかなと思います」

自然のまま残されていて、流入する川もなく、近隣に人も住んでいないので、生活用水も入ってくることがないそうです。

「1位になったら大々的にアピールして白老町の名前も全国レベルにしたいですね」とエールを送る多田しげおでした。

ちなみに「日本の湖の透明度」の3位は赤沼(蔦の七沼)(青森県)、4位は支笏湖(北海道)、五位はパンケトー(北海道)と、5湖のうち4つが北海道で占めています。
神秘的な湖、訪れてみたいものです。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年06月13日07時41分~抜粋

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