多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

鍾乳洞と川のせせらぎ、ホタルが一度に楽しめる「諏訪洞」

2月28日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「日本音の旅」は「諏訪洞、備中川のせせらぎの音」です。

岡山県北部に位置する真庭市にある大きな鍾乳洞が諏訪洞。
湧き出る水が、そばの備中川に音を立てて流れ込んでいます。それが備中川のせせらぎの音です。

また、このあたりは日本一のホタルの里でもあるそうです。

多田が真庭市の北房観光協会の事務局長坂本信広さんに電話で伺いました。

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「諏訪洞、備中川のせせらぎの音」

まず、番組で「諏訪洞、備中川のせせらぎの音」として、割と激しい水音が流れました。

多田は「せせらぎといっても大きな音ですね」と意外だった様子。

坂本さんは「鍾乳洞からすごくたくさんの水が流れ出ているのでその音ですね」と説明します。

諏訪洞はカルスト台地の上房台に点在している鍾乳洞の一つで、奥に900mくらいある洞窟です。しかし、人が入れるのは30mほどで、そこは別世界が広がっているそうです。
この鍾乳洞から流れ落ちる水の音や水車の回る音が、1996年、環境庁の「日本の音風景百選」に選ばれています。

坂本さん「鍾乳洞付近は水量が多く、ほんの数十メートルの備中川に注ぐあたりからは、のどかな安らげるような音で流れています。豪快な音と繊細な音、両方が楽しめます」
 

ホタルの乱舞

このあたりはシーズンになるとホタルが乱舞する日本一のホタルの里だそうです。

坂本さん「そのように学者の皆さんからもおっしゃっていただいています。保護活動もとても古くから行っています」

ホタルはヘイケボタルやゲンジボタルなどが代表的ですが、真庭市あたりはどの種類でしょうか。

坂本さん「このあたりはとても希少な場所です。諏訪洞の穴の付近にはヒメボタルが飛ぶ。オバボタルも飛びますが、基本的に川へ注ぎ込むところからはゲンジボタルが大量に飛んでいます。
この地域は北房エリアといいまして、そのエリア半径4kmに川がたくさんありますが、どこにいってもゲンジボタルをたくさん見ることができます。

数はわかりませんが、基本的には目の前にイルミネーションが広がっているという感じです。訪れてくださる初めての方は感激してくださいますが、リピーターの方が大変多いです」

多田は「他では見られないのでしょうね」と感心します。
 

ホタル交流館

2022年4月21日には「ホタル交流館」ができるそうです。

ホタルをよく知ってもらうことはもちろん、鍾乳洞から水が流れていって、瀬戸内海の海までつながっているという、水を通じての環境学習ができるようになっています。坂本さんはそこの館長となります。

坂本さんが日本一と胸を張るホタルを一度見てみたいですね。
(みず)
 
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2022年02月28日07時38分~抜粋

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