ちょっと缶詰を置いておいただけなのに、シンクになかなか落ちないサビがついてしまった。こんな経験、誰もが一度はあるのではないでしょうか。
加藤由香アナウンサーは、なんとかしてそのサビを落とそうと必死で調査を行いました。そして加藤は、ある調味料を使ったサビ落としの方法を発見したのです。
2月25日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、加藤がピカピカに磨き上げた10円玉を持参して、その効果を解説しました。
重曹より酢より効いた調味料
缶詰やヘアピンを放置したことでシンクなどにできるサビは「もらいサビ」。これは、水に含まれる少しの鉄に金属が反応してできるサビです。
「青サビ」は銅が酸化してできるもの。いわゆる緑青(ろくしょう)です。
「赤サビ」は、金属が酸素や水分に触れて酸化したものを指します。
シンクについたほんの少しのサビが気になって仕方がなかった加藤は、そのサビを落とすためにいろいろな方法を探しました。
「身近なものでできないのかな」と思った加藤が試したのは、研磨剤の役割をする「重曹」、そして酢酸成分でサビを落とす「酢」
中でも最もサビを落としたのは、あの調味料でした。
有機酸の力でピッカピカ!
「なんだと思いますか?」と尋ねる加藤に、多田は「えー?全くわからんね」とお手上げ状態。
加藤自身も「これで本当に落ちるのかな?」と最初は半信半疑だったその調味料は、なんとケチャップです!
「おー!ケチャップか」と驚く加藤愛アナウンサーと、「ほんと?」と疑う多田。
加藤の方法は、「サビが隠れるくらいケチャップを塗り、水分が飛ばないように上からラップをして30分放置。そのあと歯ブラシと歯磨き粉でゴリゴリゴリゴリ」というもの。
ケチャップを30分付けておくだけでも、ずいぶん綺麗になっているんだそう。
これはケチャップの中に含まれる有機酸が、サビと中和反応を起こすためなんだとか。
「ケチャップのいい匂いに包まれて(笑)、作業もハッピーになりますね」と加藤。
楽しみながら作業ができて、サビも落とせる。まさに良いことづくめです。
10円玉の裏と表
「ラップをはずしてゴシゴシ、水で落とす!うわーこんなにピカピカになるんだ!」と感激した加藤は、家中のサビついたものを捜索!
ハサミや鍋の小さなサビを見つけては、ケチャップを塗り塗りしてみたそうです。
そんな加藤が最後に行きついたのは、10円玉でした。
「さっきからね、なんで左手がグーのままなのかと思っていた」と多田。加藤は、握りしめた左手の中にとっておきの10円玉を入れていたのです。
加藤が持参した10円玉は昭和50年のもの。片面はそのまま、片面はケチャップ効果でピカピカです。
「うわっ!」「おう!」と思わず声を上げる加藤愛と多田。
加藤愛「色が全然違いますね!」
多田「いわゆる赤銅色、赤い綺麗な色ですね」
「ほぼ私と同じ年の10年玉なんですけど、人間もケチャップを塗ったらピカピカになるといいな」と楽しい想像をする加藤。
タバスコ?しょうゆ?
「他にもいろいろな調味料がありそうですよね。皆さんの方が詳しくて、『こんなのでも落ちるよ』っていうのがあったら教えてください」とお願いした加藤に、早速リスナーからおたよりが寄せられました。
「タバスコの方がいいですよ!」(Aさん)
「しょうゆで十分ぴかぴかになりますよ!」(Bさん)
なんと、ケチャップ以外のさまざまな調味料でもサビを落とすことができるようです。
驚きの展開に、「そうなんですか?知らなかった!早くやりたいです!」と叫んだ加藤でした。
(minto)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く
2022年02月25日07時40分~抜粋