多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

阿波で育ったバナナ。その葉から生まれたお茶が美味!

2月10日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、徳島県の阿波市で作られているバナナ茶を取り上げました。
バナナの葉っぱを煎じて作るお茶です。

阿波市にはビニールハウスのバナナ農園があります。およそ200株のバナナを育てています。しかも名前が「あ!和ばなな」。その葉っぱから作ったお茶が人気を集めています。

阿波市にある阿波甘蕉園の矢野忍さんに電話で伺いました。

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あ!和ばなな

最近は全国的に寒い日が続きますが、バナナ園はビニールハウスなので、気温が低くでも大丈夫のようです。

矢野さんが阿波でバナナを作り始めたのが2018年。4年目になります。

実は、まだ順調…とはいいがたく、課題がどんどん出てくるのに対応して、どうにか目標収量を達成できるようにと試行錯誤している途中だとか。

多田「なんとか徳島でバナナを作りたいのでがんばってるんですよね。
その中ではいち早くいい名前がつきましたね。矢野さんがつけたのですか」

矢野さん「そうです。阿波ですし、ひらめいた時、これしかないと思いました」

「あ!和ばなな」、阿波だし和風だし、元気で明るい気持ちになれる名前です。
 

アイスクリームバナナ?

矢野さんが作っているバナナの品種はアイスクリームバナナといいます。

多田「アイスクリームみたいなバナナですか?」

矢野さん「一般的にも味とか触感、色が真っ白だったり、アイスクリームに似ていると言われていますが、うちのバナナは酸味があってフルーティで、ミックスジュースを固まりで食べているような感じです」

多田「いいですね、ぜひみなさんに食べてほしいですね」
 

やさしい甘みのお茶

次はバナナ茶です。バナナの葉は普通は細かくカットして畑に混ぜ込むか捨ててしまうそう。それを有効活用してお茶を出そうというのはすごい発想です。

矢野さん「これは私の発想ではないです。紙とか、わらじとか、葉からいろんなものを作っていました。それを絵本作家の原田剛(たけし)さんがSNSで紹介してくれて、他に何か利用法がないかと呼びかけてくれたところ、阿南市の藍茶専門店「こはる日和」さんが『お茶にできるのでは』と声をかけてくれました」

人とのつながりが生んだお茶ですね。味はどうでしょうか。

矢野さんは「味はしっかりとした香ばしさとやさしい甘みで、ものすごくおいしいお茶になってます」と、自信をのぞかせます。
 

バナナにとりつかれて

多田「バナナの実はおいしい、お茶もおいしい。全部おいしい、いいですね。評判も上々ですか」

矢野さん「まずほんとにお茶になっているのにびっくりされます」

多田「バナナのことが大好きで育てているという感じですね」

矢野さん「バナナ、好きですね。こどもたちも『お母さんはバナナにとりつかれているね』と言うくらいです」

矢野さんが惚れ込んだバナナのお茶を、一度、飲んでみたいですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2022年02月10日08時15分~抜粋

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