コロナ禍によって医療体制のひっ迫が取り沙汰されていますが、病床や医療従事者の不足だけではなく、献血にも影響が及んでいます。
献血を行なう人数が減っていることで慢性的な不足が続く一方、需要の増加に追いつけないという厳しい状況。
1月19日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、現在の献血事情についてCBC特別解説委員の後藤克幸が解説しました。
コロナ禍で協力者が減少…献血の現状は?
昨年はキャンセルが続出
学校や職場にやってくる献血バスもコロナ禍によって出動回数が激減。
特に昨年の第5波で緊急事態宣言が発出されていた時は、すでに決まっていた学校やイベントでの出動にキャンセルが相次ぎました。
例えば、東海北陸ブロック血液センターの管内では7月に32台、8月は47台、9月には54台の予定がキャンセルされたため、毎月1,000~2,000人分の献血者数が不足。
なんとか保存していた在庫でしのいでいましたが、かなり厳しかったようです。
今までバスで献血していた方にとっては、「どこで献血をすればいいの?」と思われたかもしれませんが、各都道府県には献血ルームが設置されています。
例えば名古屋市の場合、栄ガスビルや大須の万松寺ビル、名古屋駅前にあるJRセントラルタワーズの20階など、便利な場所にあります。
その他にも愛知県では豊田市や岡崎市、豊橋市などにもあり、岐阜県だと名鉄岐阜駅前の岐阜ビル、三重県だと近鉄四日市駅前や津、伊勢にもあります。
特に昨年の第5波で緊急事態宣言が発出されていた時は、すでに決まっていた学校やイベントでの出動にキャンセルが相次ぎました。
例えば、東海北陸ブロック血液センターの管内では7月に32台、8月は47台、9月には54台の予定がキャンセルされたため、毎月1,000~2,000人分の献血者数が不足。
なんとか保存していた在庫でしのいでいましたが、かなり厳しかったようです。
今までバスで献血していた方にとっては、「どこで献血をすればいいの?」と思われたかもしれませんが、各都道府県には献血ルームが設置されています。
例えば名古屋市の場合、栄ガスビルや大須の万松寺ビル、名古屋駅前にあるJRセントラルタワーズの20階など、便利な場所にあります。
その他にも愛知県では豊田市や岡崎市、豊橋市などにもあり、岐阜県だと名鉄岐阜駅前の岐阜ビル、三重県だと近鉄四日市駅前や津、伊勢にもあります。
献血の流れ
では、献血ルームって具体的にどのようなところなのでしょうか。
バスと比べると、広くてゆったりした場所で献血できる環境です。
まず受付をしたあと、健康状態を確認し安全な血液を提供するため、質問に回答します。
そして献血を行いますが、ここで通常の全血献血か、血小板や血漿だけを採血して赤血球は体内へ戻すという成分献血のどちらかを選択。
全血献血の場合は400mlで15分ほど、成分献血の場合は1時間から1時間半ほどの時間を要します。
献血を行なうと体内の水分が減りますので、終わったら無料の飲み物が出され、休憩室でゆっくりと休憩します。
献血ルームによってはさらにお菓子が出たり、若い人向けにははたちの献血キャンペーンや、愛知県では卒業献血キャンペーンが行なわれていて、記念品やハンドタオルなどがもらえるそうです。
バスと比べると、広くてゆったりした場所で献血できる環境です。
まず受付をしたあと、健康状態を確認し安全な血液を提供するため、質問に回答します。
そして献血を行いますが、ここで通常の全血献血か、血小板や血漿だけを採血して赤血球は体内へ戻すという成分献血のどちらかを選択。
全血献血の場合は400mlで15分ほど、成分献血の場合は1時間から1時間半ほどの時間を要します。
献血を行なうと体内の水分が減りますので、終わったら無料の飲み物が出され、休憩室でゆっくりと休憩します。
献血ルームによってはさらにお菓子が出たり、若い人向けにははたちの献血キャンペーンや、愛知県では卒業献血キャンペーンが行なわれていて、記念品やハンドタオルなどがもらえるそうです。
献血が終わったら
献血はあくまでも医療に役立てるための行為であり、ボランティアなのですが、提供した血液をチェックするため、結果的に病気を発見することもあります。
希望者には検査サービスとして検査結果の通知を行なっています。
献血が終わると献血記録カードというものが交付されますので、次回はいつ以降に献血ができるのか、今までいつ献血を行なったのかがわかるようになっています。
今よりも新型コロナによる重症患者が多かった時は、コロナ以外の手術が先送りになっていたのですが、最近また手術ができるようになってきたため、血液の需要は高まっています。
オミクロン株の流行が懸念されていて献血しづらい状況は続いていますが、引き続き多くの方の協力が求められています。
(岡本)
希望者には検査サービスとして検査結果の通知を行なっています。
献血が終わると献血記録カードというものが交付されますので、次回はいつ以降に献血ができるのか、今までいつ献血を行なったのかがわかるようになっています。
今よりも新型コロナによる重症患者が多かった時は、コロナ以外の手術が先送りになっていたのですが、最近また手術ができるようになってきたため、血液の需要は高まっています。
オミクロン株の流行が懸念されていて献血しづらい状況は続いていますが、引き続き多くの方の協力が求められています。
(岡本)
関連記事