多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ていねいに味を含ませていく!炒り煮

毎週火曜日の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』「暮らしに鉄分」では、料理研究家の関富子先生が淡口醤油を使ったレシピを、毎週1品ずつご紹介します。
教えを受けるのは、アシスタントの桐生順子。

12月14日のレシピは、しっかり味のしみ込んだ「炒り煮」です。
丁寧に丁寧に味を含ませていきます!
ぜひお試しいただきたい一品です。

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具材の下準備から!

鶏もも肉200gは脂身を取り除き、1.5センチの角大に切り、【A】(淡口醤油大さじ3、砂糖大さじ2、酒大さじ2)といっしょに21センチほどの鍋に入れて、火が通るまで3,4分煮てしばらく置きます。



干しシイタケ4枚は戻して1枚ごとに4つに切ります。

ごぼう100gはきれいに洗い乱切りにして水にさらします。
レンコン150gは皮をむいて乱切りにして酢水(レンコンが被るくらいの水に酢大さじ1の割合)に5分くらいさらします。そのあとはしっかり洗い水気を切っておきます。

タケノコ150gは乱切りにして、さっと熱湯を通します(におい取り)。

こんにゃく1枚は7~8ミリ幅に切り、軽く塩もみして、塩気を洗い流します。
長方形に切ったこんにゃくの中央に切れ目を入れ、ひっくり返し、手綱こんにゃくにします。
鍋に被るくらいのお水を入れて3分下茹でしたら、こんにゃくだけにして乾煎りします。
そこに【B】(淡口醤油大さじ1/2、酒大さじ1)を加えてこんにゃくに下味をつけます。



鍋の中の鶏もも肉と煮汁をほかの容器に移し鍋を空にします。
 

味をしみこませていきます!

煮汁のうまみがついている鍋に油大さじ2を入れ火にかけて、ごぼうとレンコンを3,4分中火でしっかり炒め、次にシイタケ30秒、タケノコ30秒、こんにゃく30秒と順に炒めていきます。



全体に油がいきわたったら、煮汁(鶏肉を煮たときの煮汁+シイタケの戻し汁1/2カップ+水 合わせて400cc)を加えて、煮立ったら、落し蓋をして野菜が柔らかくなるまで、弱火で5分煮ます。
【C】の砂糖大さじ4を加え、弱火で10分、そのあと【D】(淡口醤油大さじ2、みりん大さじ2)を加えて、落し蓋を取って中火にして煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。



途中で味を見て淡口醤油大さじ1/2~1くらいで味を調えていきます。
鍋からとり出していた鶏もも肉を入れ、鍋返しをしながら、ひと煮立ちさせ、完成です。





 

お正月にもってこい!

桐生「コクたっぷりで甘辛くておいしい」
関先生「お正月の煮物にもってこいですよね」

*鶏もも肉を煮た鍋を最後まで使うことで、うまみを食材にしみこませていけます。

*さやえんどうや花形に切ったニンジンを加えても見た目が華やかになります。


(たろぼー)
 

材料(おはち1杯)

鶏もも肉 200g
【A】
・淡口醤油 大さじ3
・砂糖   大さじ2
・酒    大さじ2

干しシイタケ(大きめ) 4枚
ごぼう 100g
レンコン 150g
タケノコ(茹でたもの) 150g
こんにゃく 1枚

【B】
・淡口醤油 大さじ1/2
・酒    大さじ1

油 大さじ2
煮汁(内訳:鶏肉を煮た時に煮汁+シイタケの戻し汁1/2カップ+水) 400cc

【C】砂糖 大さじ4

【D】
・淡口醤油 大さじ2
・みりん  大さじ2

淡口醤油 大さじ1/2~1くらい


 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年12月14日08時32分~抜粋

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