多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

「実家の写真」が「ふるさと納税」の返礼品?日進市の新しい取り組み。

愛知県日進市で写真館「フラットフィールド」を経営する平野映子さんは、ドローン撮影に取り組んでいます。上空から撮影した家屋の写真が日進市の「ふるさと納税」の返礼品になっています。

9月13日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』「元気にPON」では、このユニークな返礼品について平野さんに電話で伺いました。聞き手は多田しげおです。

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ドローン撮影のきっかけ

家の写真が「ふるさと納税」の返礼品となるとはどういうことでしょうか?

例として、日進市出身の方が遠方に住んでいて、日進市へふるさと納税で寄付をすることで実家の写真が送られてくるということです。

平野さんがドローンで撮影しようとしたきっかけは、小中学校の卒業アルバムの撮影。

生徒が大勢いると顔が隠れたり、段を作ったりして時間がかかります。
その時に上から撮れれば顔が隠れないし、いい表情が撮れるのではないかと思ったことからです。

ドローンだと、生徒も校舎も入り良いアングルで撮れるそうです。
 

ドローンは難しい?

しかし、平野さんはそれまでドローンを扱ったことはありませんでした。

平野さん「ドローンを操作するのに、特に資格はいりませんが、あったほうがいいかなと思い、国家試験でいうと第三級陸上特殊無線技士という資格を取り、民間の学校に通い免許を取りました」

一番最初に飛ばした時は手が震える感じだったそうですが、だんだん慣れてきたそうです。

多田「空から撮影できる爽快感もありますが、責任感としては空に飛ばしたものを落としてはいけない、というのがまずありますね」

平野さん「緊張しました。特にこどもたちの前で飛ばした時には、めっちゃ緊張しました」

しかし、撮影はうまくいったそうで「こどもたちがわーっと喜んでくれて、それもいい記念になったと思います」と語ります。
 

なぜ「ふるさと納税」の返礼品に?

しかし、なぜそれが「ふるさと納税」の返礼品になったのでしょうか?

平野さん「学校の上を飛んで360度パノラマ撮影をすると、『学校の周りはどうなっている』という、学校のタブレット学習に役立つのではと思いました。

それには許可がいるので、日進市役所に許可をもらいにいったら、『ドローン撮影は面白いね。これはふるさと納税にならないの?』とお話をいただいて、そこからふるさと納税の登録に至りました」

この返礼品のアイディアは市役所の方からだったそうです。
 

どんな返礼品?

返礼品ではどういう写真がもらえるのでしょうか?

平野さん「静止画ではありますが、家とその周りを空撮した写真、それをCDに納め、その中の一番いい写真を六つ切り写真にして、額に入れてお渡しします」

空撮の時は、その土地の場所で飛べるかどうかの確認と、ご実家の方の許可が必要です。

多田「そうすると、庭に出てドローンに手を振ることもできますね」

平野さん「ご実家を含め、畑、田んぼ、ペットも撮れるので、記念になると思います。
うちの実家も春も夏も飛ばしました。今は雪の時期が早く見たいです」

日進市に限らず、全国でこういった取り組みが広がると楽しいですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年09月13日08時13分~抜粋

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