多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

紙切り名人が作るリアルな昆虫がズラリ!三重県玉城町「紙の昆虫館」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』、がんばっている人を紹介する「元気にPON!」のコーナー。

9月6日の放送で取り上げたのは、紙で昆虫を作っている、三重県玉城町の見並(みなみ)俊宏さん(72歳)。

紙でできているとは思えないほど、立体的でリアルな昆虫たち。見並さんが館長を務める「紙の昆虫館」には、1,500点以上の作品が展示されています。

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昆虫作りは50年前から

見並さんの作った昆虫の写真を見て、そのリアルすぎる姿に驚く多田しげお。
 
「紙をハサミで切る。切った後はそれぞれの大きさにパーツを切って、組み合わせていくんですか?」と尋ねる多田に、「なるべくパーツを少なくしている」と見並さん。
 
多田「脚の部分とかね、かなり難しいでしょう」
見並さん「慣れてくると、簡単に切れます」
 
50年ほど前から、紙の昆虫作りをスタートした見並さん。当初は、実物よりもかなり太く、大きくなってしまっていたといいます。
 

気に入っているものは「全部」

見並さんの作品の中で最も大きなものは、縦2m、横3m80cmの額に入った「昆虫1,000匹」。
 
世界の昆虫が、巨大な額の中に展示されています。
 
多田「その中で一番気に入っているのは?」
見並さん「全部ですね」
多田「作ったものは全部かわいいんですね」
 
トンボや蝶の羽根の繊細さに注目する多田に、「なるべく本物に近づけたいということで、じっくりと作ります」と見並さん。
 
多田「作っていく時に、『あっ、ちょっと切るところを間違えたな』ということもあるんですか?」
見並さん「それはもう失敗で、捨てます」
 
新しく作り直すとキッパリ語る見並さんに、「スカッとしていいですね!」と多田。
 

梨農園で見かける昆虫たち

 見並さんが紙で昆虫を作り始めたきっかけは、テレビで見た「紙切り」でした。
 
「紙とハサミは自由に使えるので。お金もかからないので始めました」と見並さん。
 
昆虫はいろいろと細かいところがあり、大きい虫から小さい虫まで、色がいろいろそろっているということで、昆虫に目をつけたそうです。
 
見並さん「段々腕が上達していくと、実物に近いように作りたくなってきたので、そういう風になってきました」

見並さんのお仕事は梨農園。
 
多田「農園に結構いろいろ虫がやってきて。その虫を紙で作ろうかと?」
見並さん「それが最初の理由です」
 
「農園に見並さんの作った昆虫をポンと置いておいたら、本物と区別が付かないでしょうね」と、楽しい想像をする多田。
 

小さなアリ作りに達成感

見並さんは、自作の紙昆虫を自身が運営する「昆虫館」に展示しています。
 
多田「これはなかなか難しかった、上手くいかなかったというのはありますか?」
見並さん「特に小さいアリやテントウムシ。色では蝶です」
 
世界の蝶の繊細で複雑な色を出すのは、やはり難しいようです。

小さなアリを作るのは大変だったものの、「苦労した分、うれしいです。できたときが」と教えてくれました。
 
「これからも難しい作品をどんどん作ります」と話す見並さんを、「作品の数を増やして、昆虫館を大きくしていってください!」と激励した多田でした。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年09月06日08時09分~抜粋

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