多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

新しい食品が誕生!本物そっくりのお魚が、実は植物製?

8月16日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、植物から生まれた新しい食品を紹介しました。

肉の代替として作られ注目されている大豆ミートのように、植物からマグロやサーモンのような食品が作られているそうです。

多田しげおが、開発した三重県の食品メーカー「あづまフーズ」の松永瞭汰さんに伺いました。

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見た目はソックリ!

スタジオには、その食品が短冊状に切られ寿司ネタのように見える写真があります。多田によれば「一見すると本物と見分けつかないくらいです」とのこと。
いったいどんな原料からこの食品が作られているのでしょうか?

松永さん「写真のマグロ、サーモンはこんにゃく粉を主原料としたものから作られています」

色も魚そっくりだそうですが、どのように着色しているのでしょう。

松永さん「食品に使える着色料を使って色付けをしています。今回のこんにゃく粉で作ったシーフードは、もともと海外の協力企業に、現在の日本に持ってくる前のプロトタイプの商品があり、それに目をつけたのが2年前です。
日本に持ってこられるように、中身を調整したりということを続けました」
 

進化する商品

こんにゃくから作られているというこの食品。食感はどうなんでしょう。

松永さん「食感はこんにゃく粉が使われているとイメージするとこんにゃくかもな?と感じられるかもしれませんが、それぞれ食感がなるべく本物に近くなるように配合を調整しています。

あとは実際に消費者の方に食べていただいて、『もう少し硬い方が』『柔らかい方が』というお話があれば、さらにもっといい商品になるようにみなさんと一緒に作っていければなと思っています」
 

魚感がないことがメリット

気になるのはその味です。

松永さんによれば、塩味の下味がついているとのこと。
短冊状のものをスライスしてそのまま食べられ、またカルパッチョなどのアレンジにも適した薄味だそうです。

松永さん「やはり植物性しか使ってないので、いわゆる魚感はありません。ただ、今回はお魚感がないことがひとつのメリットかなと思ってこの商品を作りました」

そのメリットとはなんでしょう?

松永さん「日本にも海外にも、まだ生でお魚を食べることに抵抗がある方がたくさんいらっしゃいます。そういった方たちも、『生魚は食べられないけども、植物性シーフードであれば食べてみたい』というお声も聞きますので、新しい食べ物の選択肢として、この代替シーフードを手に取っていただければと思います」

発売は9月中を予定しているとのこと。
とにかく見た目は本物。肉や魚を食べないベジタリアンやビーガンの方にも喜ばれそうですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年08月16日08時16分~抜粋

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