多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

驚き!「湘南」の名前の由来は中国にあった?

8月12日『多田しげおの気分爽快~朝からP•O•N』は、お盆シーズンということで海がテーマの曲を放送しました。
多田しげおと加藤愛アナウンサーによる、通常の歌番組とは一味違う曲解説をお楽しみください。

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湘南の海は禅宗が盛ん

一曲目はサザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」。サザンオールスターズと言えば湘南ですが、なぜ神奈川県のあの辺りを「湘南」というのでしょうか?

もともと「湘南」という言葉は、中国の地域を表す中国の言葉です。湖南省の辺りの、仏教の禅宗の盛んな地域を「湘南」と呼ぶんだそうです。

実は日本で禅宗の盛んな地域というと神奈川県のあの辺りになるのです。

鎌倉市には建長寺、円覚寺などの禅寺がたくさんあります。仏教の禅宗が盛んな地という意味で、いつの頃からか鎌倉あたりを「日本の湘南」と呼んでいたそうです。

同じ地名でも意味が変わったのが1930年代です。
神奈川県が、江の島から大磯までの全長16キロほどの遊歩道も付いた道路を作りました。名付けて「湘南道路」。
この頃から、この辺りの海岸を「湘南の海」とか「湘南海岸」と呼ばれるようになりました。
 

埠頭には色んな設備がある

続いて紹介したのは松任谷由実さんの「埠頭を渡る風」。
港の中の一部を埠頭と呼びます。名古屋港の中にも金城ふ頭があります。全国的に有名なのは東京港の晴海ふ頭です。

埠頭とは港湾施設のうち、船が着きやすいような係留施設や、船への荷物の積み下ろしをするクレーン設備、そこまでの道路など船と陸を繋ぐ整備された領域を埠頭と呼びます。

埠頭の中でも、入って来る船がコンテナ船が中心の場合にはコンテナふ頭、フェリーが接岸するところはフェリーふ頭と呼ばれています。
 

言われてみれば

続いて山本コータローとウィークエンド「岬めぐり」。
海に面して突き出ている陸地が半島で、三方が海に囲まれています。
日本で大きな半島というと紀伊半島がありますが、その中に志摩半島など、さらに小さな半島があります。

多田「北海道の北へ向かって突き出していて先端に稚内のある部分、どう考えても三方が水だと思うんですが、あれは○○半島となっていないんですね」

そう言われてみれば、紀伊半島が半島なら、あの北海道の北に延びている部分、北は稚内、南は留萌、紋別辺りまでを、例えば稚内半島とか呼んでも良いような気がします。

「南の方に裾が広がっているので大地の一部という感覚なんでしょうか」と自分を納得させるように言う多田。その先端にあるのが日本最北端の地・宗谷岬。

岬の解説はほとんどなく、呼び方にこだわる多田です。
(尾関)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年08月12日07時00分~抜粋

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