7月19日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「元気にPON」では、岐阜県瑞浪市の東恵理子(あずまえりこ)さんを紹介しました。34歳女性の方です。
瑞浪市の醸造所「カマドブリュワリー」でクラフトビールを作っていますが、そのビールには地元ならではのひと工夫があります。
醸造所の社長である東恵理子さんに電話で伺いました。
地元の人に愛された大スギの香りのする「クラフトビール」を醸造。
大スギの香りのビール
瑞浪市には大湫神明神社(おおくてしんめいじんじゃ)があり、その境内に樹齢670年という大きなスギの木がありました。このスギの木、去年の7月の豪雨で倒れてしまいました。
もともとクラフトビールが地元にありましたが、そのビールにこのスギの香りをつけた新しいビール造りが行われていて、まもなく販売が開始されるそうです。
多田「樹齢670年の大スギですが、高さはどのくらいですか」
東さん「高さは40mくらいでほんとうに見上げた先が空の上の方に見えるくらいです。
私も小学校の遠足で行ったくらいですが、スギの幹のまわりをみんなで手をつないで囲った写真をよく見ます」
もともとクラフトビールが地元にありましたが、そのビールにこのスギの香りをつけた新しいビール造りが行われていて、まもなく販売が開始されるそうです。
多田「樹齢670年の大スギですが、高さはどのくらいですか」
東さん「高さは40mくらいでほんとうに見上げた先が空の上の方に見えるくらいです。
私も小学校の遠足で行ったくらいですが、スギの幹のまわりをみんなで手をつないで囲った写真をよく見ます」
香りづけの方法
多田「そのスギの一部を使ってビールに香づけをする。どういう方法で香りづけをするんですか」
東さん「スギの枝を去年の10月ころにいただきました。それをチップにして、表面積を大きくして、ビールにつるして香りをつけます。ビールを作るときそのタンクにチャポンとつけるんです。
つけすぎてもビールがえぐくなりますし、あとホップと麦とのバランスもありますので、バランスが試されるクラフトビールになると思います。
うちの醸造長が日本でも腕利きの醸造家で、以前に一度スギを使ったビールを作ったことがあったので、それで塩梅はわかっていたようです」
東さん「スギの枝を去年の10月ころにいただきました。それをチップにして、表面積を大きくして、ビールにつるして香りをつけます。ビールを作るときそのタンクにチャポンとつけるんです。
つけすぎてもビールがえぐくなりますし、あとホップと麦とのバランスもありますので、バランスが試されるクラフトビールになると思います。
うちの醸造長が日本でも腕利きの醸造家で、以前に一度スギを使ったビールを作ったことがあったので、それで塩梅はわかっていたようです」
ビールの味は?
多田「カマドブリュワリーのもともとのビールの味はどんな風ですか」
東さん「職人が今65歳、醸造歴25年ですが、ベルギーぽいもの、イギリス、アメリカンまで、何でも作れる日本の中でも珍しい職人なんです」
多田「それにスギの香りをつけたらどんな味になりそうですか」
東さん「完成が8月なので、今、楽しみにしています。
大スギは、去年の豪雨で倒れた際にすごく地元の方が悲しんでいました。地元のシンボル的な存在で、スギが倒れて心を痛める方が多かったので、未来を応援できるような、明るいビールにしたいと思っています。
思いをビールで表現するにはスギ感がないとだめですし、さらにはホップはちょっとオレンジがふわっとするようなものを選択しました。
するとただ渋いスギでなくて、未来を感じられるかなと思いました」
東さん「職人が今65歳、醸造歴25年ですが、ベルギーぽいもの、イギリス、アメリカンまで、何でも作れる日本の中でも珍しい職人なんです」
多田「それにスギの香りをつけたらどんな味になりそうですか」
東さん「完成が8月なので、今、楽しみにしています。
大スギは、去年の豪雨で倒れた際にすごく地元の方が悲しんでいました。地元のシンボル的な存在で、スギが倒れて心を痛める方が多かったので、未来を応援できるような、明るいビールにしたいと思っています。
思いをビールで表現するにはスギ感がないとだめですし、さらにはホップはちょっとオレンジがふわっとするようなものを選択しました。
するとただ渋いスギでなくて、未来を感じられるかなと思いました」
ラジオ作りとビール造り
多田「東さんはお若いですが、ビール造りはずっとやっていましたか」
東さん「このカマドブリュワリーは昨年の4月に会社ができました。
私は以前はマスコミで番組作りをしていました。あとは、青年海外協力隊でバングラデシュに2年行って、ラジオの番組作りをしていました。また、帰国して、地方創生のような仕事も各地でしていました。
ラジオ作りとビール造りの共通点としては、作ったものを通して伝えるということだと思います。今回のビールの大事な点も、岐阜県東濃地方の魅力を全国に伝えるということです」
多田「スギの香りのついたいいビールができることをお祈りしています」
東さん「ありがとうございます」
地元の人に愛された大スギの香りがクラフトビールとして生まれ変わり、また多くの人に愛されるということですね。
(みず)
東さん「このカマドブリュワリーは昨年の4月に会社ができました。
私は以前はマスコミで番組作りをしていました。あとは、青年海外協力隊でバングラデシュに2年行って、ラジオの番組作りをしていました。また、帰国して、地方創生のような仕事も各地でしていました。
ラジオ作りとビール造りの共通点としては、作ったものを通して伝えるということだと思います。今回のビールの大事な点も、岐阜県東濃地方の魅力を全国に伝えるということです」
多田「スギの香りのついたいいビールができることをお祈りしています」
東さん「ありがとうございます」
地元の人に愛された大スギの香りがクラフトビールとして生まれ変わり、また多くの人に愛されるということですね。
(みず)
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