多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

「ゆめちからもちもち生食パン」が、超もちもちのひみつは?

最近、高級食パンの専門店が人気で、あちこちにできています。

6月2日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「沢朋宏のめっちゃ・ウマお取り寄せ」は、全国から極上のお取り寄せを紹介しています。
この日は、東京からおいしいパンのお取り寄せです。その名も「ゆめちからもちもち生食パン」。

このパンを作っている東京にあるサニーベッカリーというパン屋さんの小山雅明さんに伺いました。
多田しげおとアシスタントの桐生順子が試食して感想を述べます。

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「ゆめちから」でもちもち

「ゆめちからもちもち生食パン」の「ゆめちから」とはパンの元になっている小麦粉の名前です。どんな小麦粉でしょうか。

小山さん「超強力粉というもちもち感が非常に強いものです。単一でやるとパン作りがうまくいかないと言われていました。うちの場合は4年の開発期間を経て、ゆめちからだけを使ったパンを完成させました」

普通に超強力粉だけでパンを焼いたら膨らまないそう。焼くと、ぎゅーとしすぎて、カチカチになります。

それをなんとか超強力粉だけでもうまくパンを焼くことに成功したのです。
それで「ゆめちからもちもち生食パン」と名付けたそうです。
 

おさしみパン?

では、なぜ「生」とつけたのでしょうか。

小山さん「まずはじめにそのままで食べていただきたいという思いです。お刺身と同じです。その後、焼くなりして欲しいです」

スライスして、ふわーっと香りが立った、そのままパクっといって欲しい、ということです。

多田は「そのくらい自信がある」と感じました。
 

広告代理店がパン屋を

このサニーベッカリーはどんなパン屋さんでしょうか。
実は広告代理店です。

沢「サニーベッカリーという会社は、アイワ広告という東京にある広告代理店。マーケティングの一環で社内で食に関する意識調査をやったところ、たくさんの社員がいわゆるファストフード的なものが中心の食生活だった。
これはいかんと、それをきっかけに社員食堂を作りました。

作るにあたって、全国から社員が集まっているので、みんな地元のものを持ってこい。で、北海道の出身の子が、うちの近所で作られている小麦粉ですと持ってきたのがゆめちから。

これでたまたまパンを焼いたら成功した。すごくおいしくて、これいけるとなったが、2回目から大失敗。そこから4年かけて開発しました。
これは社員食堂として出すだけじゃもったいない、商品化して別ジャンルの事業にしようということでパン屋さんが生まれました」

多田は「社員の食生活、健康を守ろうというところから始まったところが、すごい会社ですね」と感心します。
 

「パン以上ケーキ未満」

食パンを販売することになり屋号が必要。アイワ広告がやるサニーベッカリーというパン屋さんという形になりました。
ちなみにサニーベッカリーのキャッチフレーズが「パン以上ケーキ未満」。

ひとつひとつ真心を込めて作るけれど、ケーキほどよそいきな感じではないよ、という気持ちを込めています。

味は、ほんとにもちもちした食感がウリで、これがやみつきになるそうです。
 

実食タイム

ここでやっと、分厚めにカットした「ゆめちからもちもち食パン」が出てきました。

見た目は普通の食パンですが、半分にちぎろうとしてももっちもっちで簡単に切れないほどです。

多田「実は順子さんは食パンはかなり通です」

桐生「もっちもちでパンケーキみたい。すごい、パンケーキみたいにぎゅっとみっちりしています」

沢も同感で、「中の白い部分を食べているのに、こんなに顎をつかって食べるのはなかなかない」と思ったくらい。

多田は「焼くのはもったいない。鮮度がいいから刺身で食おうという感じの食パン」と表現します。
 

セットでの販売

社員の健康を考え、たまたま社員の中にいた北海道出身の子が持ってきたゆめちからという小麦粉、そこからできあがったのが「ゆめちからもちもち生食パン」。

サニーベッカリーでは公式サイトで、もちもち生食パン1斤にレーズン食パン、ジャム、ラスク2枚のセット(税込2,600円・送料別)などを販売しています。
検索ワードは「パン以上、ケーキ未満」とのことです。

食パンは日常的に食べるものですが、そこをちょっと贅沢したい時がありますね。そんなときに最適なパンです。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年06月02日08時31分~抜粋

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