多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ロンドン・ビッグベンの音色は、日本人になじみ深い“あの音”と同じだった!

今からちょうど162年前の1859年の5月31日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター宮殿の大時計「ビッグ・ベン」が時を刻み始めました。

5月31日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』、「今日は何の日?」のコーナーで取り上げたのは、このビッグ・ベンについて。

なんとこのビッグ・ベンの音色、通称「ウェストミンスターの鐘」は、日本人なら誰でも知っているであろう“あの音”と同じなんです。ご存じでしたか?

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ロンドンの観光名所

1859年5月31日。ロンドンのウェストミンスター宮殿の大時計・通称ビッグ・ベンが時計塔に取り付けられました。

ウェストミンスター宮殿と道路を挟んだ西側には、ウェストミンスター寺院があります。
ここはつい先日、イギリスのジョンソン首相が、婚約者のキャリー・シモンズさんと3度目の結婚式を行った場所です。

ビッグ・ベンのあるウェストミンスター宮殿は、元々は歴代の王様の居城として使われてきた場所。現在は国会議事堂として使われています。

その時計塔に取り付けられているのが、大時計ビッグ・ベン。定番の観光名所として世界的に有名です。
 

大改修工事中

時計塔の高さは95mで、上から見ると正方形。そのすべての面に時計が取り付けられています。

「ビッグ・ベン」とは、塔の5つの鐘のうち、最も大きな大時鐘の“愛称”。この鐘の正式名称は「グレート・ベル」といいます。

時計塔の正式名称は「エリザベス・タワー」ですが、今ではこのタワーそのものを「ビッグ・ベン」と呼ぶ人も多くなっています。

大時計の文字盤の直径は7.5m。鐘は15分ごとにメロディを奏で、時を告げます。

2017年からのここ4年間は、大改修工事の真っただ中。残念ながら現在はその鐘の音を聞くことができません。

工事は2021年で終了する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で作業に遅れが出たため、現在は2022年の4~6月の終了予定となっています。
 

毎日聞いていた“あの音”

さて、それではこのビッグ・ベン。一体どんな音色なのでしょうか。

この音色について、「『えー!』というぐらい」と、その驚きを表現する多田しげお。

「もちろん、ご存じの方にとってみれば『当然でしょう』というメロディなんですけれども。しょっちゅう我々が聞いている“あの”メロディ」と紹介します。

ウェストミンスター宮殿の大時計 ビッグ・ベンと同じ音色、日本人にとってなじみの深い音が流れます。
 

「キンコンカンコーン」

「キンカンコーン、コンカンキンコーン。キンカンコーン、コンカンキンコーン」

そう、まさかの学校のチャイムの音と同じ!

ウェストミンスター宮殿のビッグ・ベンの鐘が奏でるメロディを、日本のある学校が採用したことから全国に広がったようです。

学校で毎日聞いていたチャイム。

あのチャイムの音が、ロンドンのウェストミンスター宮殿のビッグ・ベンのメロディだと思うと、日常にある学校の風景が、急にあざやかに色づいて見えるかもしれません。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年05月31日08時47分~抜粋

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