多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

兵庫県の播州あたりで有名な「ひねぽん」は、噛むほどにウマい。

コロナ禍で、全国のおいしいものをお取り寄せするのが楽しみになっています。そこでお役立ちなのがこのコーナー。

5月26日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「沢朋宏のめっちゃ・ウマお取り寄せ」です。この日は、兵庫県明石市から、ご飯のお供にもなり、お酒のあてにもなる鶏料理「ひねぽん」です。

作っているのは「まるなか」という鶏肉屋さん。
沢が「まるなか」の代表取締役森本佳成さんに伺いました。
多田とアシスタントの桐生順子が試食します。

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「ひねぽん」とは?

まず、「ひねぽん」とはどんな食べ物でしょう。

森本さん「ひね鶏のポン酢あえになります。ひね鶏を一晩特製のだしにつけ込んで、それを炭火でじっくり焼き込んで、冷蔵庫でしめて、それからスライスして、ポン酢とゴマとあえた商品です」

ひね鶏とは、年老いてちょっとひねてしまったメスの鶏、つまり卵を産まなくなった鶏です。肉食用の若いものは若鶏といわれます。

沢「一般的にスーパーなどで流通しているのは若鶏が多い。ひね鶏というのは、どちらかというと加工用にまわっていた。
だから直接食べることはないかもしれないですが、関西、鶏肉の生産が近い町では居酒屋で、ちょっとお値打ちで歯ごたえがあって、ジューシーと“通”に人気です」

実は兵庫県の播州のあたりでは有名な酒のあてだそうです。
ひね鶏の「ひね」とポン酢の「ポン」で「ひねぽん」です。
 

焼きは炭火で

では、誰が「ひねぽん」を考えたのでしょうか。

森本さん「うちの姉が最初に考案して、それが今では播州地域に広まりました」

ひね鶏を焼いてのポン酢あえですが、この「焼く」にこだわりがあるそうです。

森本さん「香ばしさとか風味は炭火でないとでないですね」

炭火で焼いて、それをスライスしてポン酢であえると、その香ばしさが全体にまわるそうです。

これがお酒に合うそうですがどんな感じでしょうか。

森本さん「素朴だけども、その中にうま味のある。噛めば噛むほど味の出てくるような感じ。日本酒が僕の場合は一番合います。口に含んで日本酒を飲んだ時の風味の広がりがたまらんです」

聞くほどに食べたくなります。そこで…。
 

順子の食レポ

実食タイムです。
見た目は、いわゆる鶏肉を香ばしく焼いたものを厚さ2~3mmくらい、非常に薄くスライスしています。

多田「来た瞬間から匂いが濃いですね」

桐生「噛めば噛むほど香ばしさが広がりますね」

多田「歯ごたえ確かにしっかりしてますけど、硬いというイメージでなくて、薄くスライスしたせいか、噛み応えあっておいしい」

沢「噛みたくなるような食べ応え、この噛み応えはひね鶏でないと出ない。歳をとってる方がいいね」

この「ひねぽん」、1パックで200g入っているものが648円(税込み、送料別)。問い合わせは、明石市の「まるなか」です。
 

手作り「ひねぽん」

ネット上には、家庭で簡単に「ひねぽん」を作る方法が公開されています。
簡単で代表的なものをまとめると、

① 親鶏(ひね鶏)を薄くスライスする。
② それを炒めて軽く塩・こしょうをする。
③ 熱いうちにポン酢であえる。
④ そのまま食べてもよいが、冷蔵庫に入れて数時間おくと味が染み込む。
⑤ ねぎやごま、一味などをかけて完成。

他にも、酒で蒸すものや魚焼きグリルで焼くなど、さまざまなレシピがあるので探して、挑戦してみてはどうでしょうか。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年05月26日08時33分~抜粋

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