CBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、名古屋市中央卸売市場から旬の食材の話題を提供しています。
今回取り上げたのは「古城梅」。なんでもジュースに最適な梅だそうです。
5月25日の放送では、名古屋青果株式会社の中村さんに聞きました。
暑い時にはコレ。今が旬の古城梅で梅ジュースを作ろう
果物の入荷状況
まずは果物全体の入荷状況を聞きました。
中村さん「ちょっと"前進出荷"気味だったもんで、一瞬少ないかと思ったんですけど、天候が晴れてきて、バタバタと関東物のメロンとか出てますね。スイカはあまり多くない感じはします」
「前進出荷」とは前進気味に出荷が行われるということ。
天候が良いと、どんどん成長が早くなり、例えば通常60~70日で栽培、収穫するものが、一週間や10日早くできて、その分出荷も早くなるということです。
中村さん「ちょっと"前進出荷"気味だったもんで、一瞬少ないかと思ったんですけど、天候が晴れてきて、バタバタと関東物のメロンとか出てますね。スイカはあまり多くない感じはします」
「前進出荷」とは前進気味に出荷が行われるということ。
天候が良いと、どんどん成長が早くなり、例えば通常60~70日で栽培、収穫するものが、一週間や10日早くできて、その分出荷も早くなるということです。
梅といえば和歌山県
この日取り上げた「古城梅(こじろうめ)」は青梅だそうです。
産地は和歌山県。ちなみに日本の60%が「紀州梅」といわれる和歌山県産なんだとか。
紀州というと南高梅が有名ですが、「古城梅」は南高梅の前に市場に出ていた品種だそうです。
原産は中国で、奈良時代に日本に入ってきて、鎌倉時代から梅干しとして食されてきたそうです。
中村さん「大正の頃に、今の和歌山県田辺市の長野という村で栽培、育種されてきました。発見者の名前を使ったっていう形ですね」
産地は和歌山県。ちなみに日本の60%が「紀州梅」といわれる和歌山県産なんだとか。
紀州というと南高梅が有名ですが、「古城梅」は南高梅の前に市場に出ていた品種だそうです。
原産は中国で、奈良時代に日本に入ってきて、鎌倉時代から梅干しとして食されてきたそうです。
中村さん「大正の頃に、今の和歌山県田辺市の長野という村で栽培、育種されてきました。発見者の名前を使ったっていう形ですね」
古城梅と南高梅の違い
古城梅の収穫量は南高梅の6分の1で「青いダイヤ」と呼ばれているそうです。
この2種類の梅は、サッカーで例えれば和歌山県のツートップ。利用の仕方にも違いがありました。
南高梅は大粒で、皮が薄くて梅干しに向いているそうですが、古城梅は小さい品種で、果肉を利用するジュースとか梅酒に向いているそうです。
「南高梅は熟すと果肉が柔らかい。古城梅の方が果肉がしっかりしてますので、エキスが出やすいんですね」と中村さんです。
この2種類の梅は、サッカーで例えれば和歌山県のツートップ。利用の仕方にも違いがありました。
南高梅は大粒で、皮が薄くて梅干しに向いているそうですが、古城梅は小さい品種で、果肉を利用するジュースとか梅酒に向いているそうです。
「南高梅は熟すと果肉が柔らかい。古城梅の方が果肉がしっかりしてますので、エキスが出やすいんですね」と中村さんです。
簡単にできる梅ジュース
古城梅の美味しい食べ方を尋ねると、「ジュースを作るのが、とにかく簡単なんです」とズバリ言う中村さんです。
作り方のコツは、梅をまず冷凍させることだそうです。1日程度冷凍させて、それを氷砂糖と一緒に置いておくだけ。確かに簡単です。
中村さん「冷蔵庫に入れておくと、一週間ぐらいで、ジュワっと果汁が出てきますんで、それだけで出来上がりです」
作り方のコツは、梅をまず冷凍させることだそうです。1日程度冷凍させて、それを氷砂糖と一緒に置いておくだけ。確かに簡単です。
中村さん「冷蔵庫に入れておくと、一週間ぐらいで、ジュワっと果汁が出てきますんで、それだけで出来上がりです」
暑い時には凍らせて使おう
出来たジュースは、カビが出るかもしれないので、軽く煮沸させると日持ちするそうです。ただ煮沸は「念のため」であり、決してしなければいけないわけではないそうです。
中村さん「暑い時はそのまま冷凍させておくといいです。好きな時に取り出して、炭酸で割るもよし、普通に水で薄めて飲むも良し。そんな感じで利用しやすいですね」
これを梅酒の中に入れると、「ちょっと濃いかもしれません」とのことだったので、お酒好きの方は加減してください。
(尾関)
中村さん「暑い時はそのまま冷凍させておくといいです。好きな時に取り出して、炭酸で割るもよし、普通に水で薄めて飲むも良し。そんな感じで利用しやすいですね」
これを梅酒の中に入れると、「ちょっと濃いかもしれません」とのことだったので、お酒好きの方は加減してください。
(尾関)
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