多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ラーメン1杯にコオロギ110匹! ANTCICADAの絶品「コオロギラーメン」

近い将来起こりうる食糧危機の救世主として、「昆虫食」が脚光を浴びています。

4月2日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』、加藤由香アナウンサーの情報コーナー「由香の小骨」で取り上げたのは、コオロギを100匹以上使った「コオロギラーメン」。

これまでコオロギせんべいや、コオロギパンなど、さまざまな昆虫食を食べてきた加藤が、コオロギラーメンの魅力を語りつくしました。

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身近な存在になりつつある「昆虫食」

たんぱく質が豊富で、環境への負荷も少ないことから、次世代の食料として注目されている昆虫食。

無印良品から「コオロギせんべい」、Pascoから「コオロギのフィナンシェ」が販売されるなど、その存在はどんどん身近なものになってきています。

加藤が今回訪れたのは、東京・日本橋に去年オープンした昆虫食レストラン「ANTCICADA(アントシカダ)」、日本語で「アリとセミ」という意味のお店です。

ANTCICADAの営業日は、金・土・日。

金曜日と土曜日は完全予約制で、昆虫や、あまり日の目をみないジビエのコース料理を。

日曜日は予約不要で、コオロギラーメンと、昆虫を使ったサイドメニューを出しています。
 

コオロギビールのお味は?

ANTCICADAは、カウンター席のみのとてもオシャレなお店。

加藤が訪れた時には、5~6人の先客がコオロギラーメンを食べていました。

ドリンクメニューには、コオロギのビールや、タガメのハイボールも!

コオロギビールは、コウロギが浮いているビールではなく、ビールを作る工程で麦と一緒にコオロギを入れて作っているもの。

加藤によると、見た目は普通の黒ビール。味は香ばしくておいしいビールだったんだとか。

コオロギビールを味わっている間に、いよいよコオロギラーメンが加藤の前に登場しました。
 

甘くておいしい素揚げコオロギ

パッと見は普通の醤油ラーメン。

「コオロギが1~2匹汁に浮かんでたら、『おい!ここにゴキブリおるで!この中に』ってクレーム付けたくなりますけど」という多田しげおに、「そんな客はいません!昆虫食べに来てますから」と笑う加藤。

逆に「コオロギラーメンなのに、コオロギが入っていないじゃないか!」というクレームが出ないように、素揚げのコオロギが1匹、チャーシューの上に乗っています。

ANTCICADAでは、エサにこだわったコオロギを店内で育てています。

加藤によると、甘くておいしいコオロギなんだそう。
 

2種類の国産コオロギをブレンド!

コオロギラーメン1杯に使われているコオロギの数を、多田は「12匹」、加藤愛アナウンサーは「50匹」と予想。

実際は2人の予想をはるかに上回る、約110匹のコオロギが使われています。

だしは90%以上がコオロギのだし。

しっかりした味わいと香ばしさが特徴の「フタホシコオロギ」と、甘味が特徴の「ヨーロッパイエコオロギ」の2種類の国産コオロギをブレンドしています。

さらに愛知県の蔵元が製造している「コオロギ醤油」を使ったタレ、特製のコオロギ油、コオロギの粉を練り込んだ麺を使用。

「見た目以上にめちゃめちゃコオロギのラーメンなんです!」と力説する加藤。

これらを換算すると、コオロギラーメン1杯につき、コオロギ約110匹分が使われている計算になるということです。
 

スープも飲み干すおいしさ

肝心の味について、「本当にそんなにコオロギばかりなのかな?というぐらいおいしくて、香ばしくて」と加藤。

ダシは90パーセント以上がコオロギで、残りは昆布としいたけ。

「スープまで全部飲み干しました!おいしくて」と大絶賛です。

おいしいコオロギラーメンを作るため、ミシュランに掲載されたラーメン店で修行をしたというANTCICADAの店主。

試行錯誤を繰り返し、このコオロギラーメンを完成させました。

「印象変わりますよ!おいしくて!」と加藤。

店主は「動物も植物も魚も虫も一緒!おいしいよ!っていう風に思ってもらうきっかけになれば」と語っていたそうです。

「機会があればコース料理を食べたい」という加藤の続報を楽しみに待ちましょう。
(minto/撮影:加藤由香)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年04月02日07時43分~抜粋

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