多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

説明を聞くだけでよだれが出る。宮崎県日南市の「かつおめし」

宮崎県日南市南郷町では、カツオの一本釣り漁が最盛期を迎えているそうです。
そしてこのカツオを使った「かつおめし」なる郷土料理があるとか。

3月25日放送の『多田しげおの気分爽快~朝からP•O•N』(CBCラジオ)では、「港の駅めいつ」の支配人の谷村勝徳さんに聞きました。

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漁獲量日本一

カツオの一本釣りと言えば高知県のイメージです。
しかし、カツオの一本釣り漁では宮崎県日南市が漁獲量日本一なんだとか。

「カツオの漁獲量」ではなく、あくまでも「カツオ一本釣りでの漁獲量」です。念のため。
ちなみに「カツオの漁獲量」日本一は静岡県で、焼津市は水揚げ量で日本一です。

さて、日南市に話を戻しましょう。
カツオの一本釣りの基地になっている目井津港の正面に「港の駅めいつ」はあります。今年は豊漁だそうです。

一本釣りの船は20人ほどが乗り、カツオの群れを見つけると、釣り上げては糸を垂らし、釣り上げては糸垂らしの繰り返し。
谷村さん曰く「一気に釣り入り込む」。漁獲量は10トン。多い時はそれ以上釣れる時もあるそうです。

カツオの一本釣りは近海で行われます。目井津港からの船は宮崎県沖や鹿児島県の種子島、屋久島周辺で釣るそうです。
 

たたきで食べない理由

谷村さん「この辺では刺し身が主流ですね」

高知県ではカツオの表面を焼いて食べる「たたき」が有名ですが、日南市南郷町ではたたきにはすることはあまりないそうです。

谷村さん「鮮度がいいので、身の方が鮮やかな赤色で、皮目の方がちょっとピンク色になって脂が程よくのってるっていう感じですね」

釣ったその日に帰って来るので、冷凍にすることもなく、生のままのカツオが食べられるわけです。
 

郷土料理かつおめし

地元には「かつおめし」という食べ方があるそうです。

谷村さん「かつお漬けにしておいて、ご飯にのせて、お茶とかだし汁をかけるんですよ。そういう郷土料理なんですけどね」

多田「本当に美味しそう」

谷村さん「熱いお湯をかけることで、うっすらと身が白く煮えるんですけどね。そっからまた出汁が出てくる」

かつおめしの描写が上手な谷村さん。

南郷町の人々にとって、このシーズンはかつおめしに限るとのこと。
3月末まで、南郷町内の料理店でワンコイン、500円でかつおめしが食べられる「南郷かつおめしフェア」なるものが行われているそうです。
 

ぜひ行って食べたい

「わかりました」となにやら閃く多田。

多田「まずお刺身で食べて、焼酎を飲んで、締めがかつおめしですね。絶対おいしいですね」

これには谷村さんも頷いていました。

春告げ鳥といえばウグイスですが、南郷町に春を告げるのはカツオ。

谷村さん「この辺では初がつおを春がつおと言いうぐらいですから、やっぱり春っていう感じですね」

「絶対うまそう。絶対うまそうですもんね」と、食欲で語彙がめっきり減ってしまう多田でした。 
(尾関) 
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年03月25日08時15分~抜粋

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