多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

焼き芋で街が活性化?三重県南伊勢町に移住した女性の想いとは

3月1日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の元気に頑張っている人を紹介する「元気にPON」のコーナーを取り上げます。

三重県の南伊勢町在住の西岡奈保子さん(33歳)です。南伊勢町では中心部の商店街に空き店舗が多くなってきました。
そこに今年1月、西岡さんがオープンしたのは意外にも焼き芋店。
そのいきさつなどを電話で伺いました。

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南伊勢町の魅力

西岡奈保子さんは3年ほど前、名古屋市から南伊勢町に移住し、地域活性化プロジェクトに参加しました。

多田「南伊勢町の魅力は何ですか?」

西岡さん「一番私が移住を決めたのは、人のあたたかさ、人の良さです。
社会人大学院生の時、週末はいつも南伊勢町で空き家の調査をしていました」

多田「そこで南伊勢町の方たちと親しく話すようになったんですね?」

西岡さん「また、海と山もすごく美しくて、こんな場所で住めたらいいなと思いながら空き家の調査をしていました、で、とうとう住んでしまいました(笑)」

人の良さと自然の美しさが、西岡さんを南伊勢町に惹きつけたようです。
 

「うみべのいえ 蜜いもや」

そして、西岡さんは空き店舗の前にキッチンカーの焼き芋店「うみべのいえ 蜜いもや」を始めました。なぜ、活性化のために焼き芋屋を始めたのでしょうか。

そもそも焼き芋が大好きという西岡さん。

西岡さん「まず私がいつも食べられて幸せです。評判がすごくよくて、みなさん、甘くておいしいと言っていただいています。
高齢者の方でもとろとろで食べやすく、若い方も流行っている蜜いもなので遠くからも来ていただいています」

多田「シャッターが下りた商店街にたくさん人が来てくれることが一番の目的ですね」

西岡さん「そうです。あと町の方たちが自分がチャレンジできる場所を作っていくところも目的としています。

期待を超えるくらいの方が来ていただいて、大成功ですが、これがスタートなので、これから私たちの活動につながっていくといいなと思っています」

多田「また、昔のように人がたくさんやってくるということの第一歩ですよね」

西岡さんは「本当に第一歩です。プロジェクトを進めたいということを知ってもらうための第一歩です」と、噛み締めるように言います。
 

売り切れ続出

その焼き芋店、多くの客が訪れて、西岡さんが自分で食べる分がなくなるくらいだそうです。

西岡さん「最近は本当に売り切れちゃって、11時から16時までのオープンですが、16時にはいつも売り切れるようなことになっています」

多田「非常にいいことですね。こんなお店をやればまた人が来ますよ、という情報も地元の人に提供して、また、南伊勢町の商店街に人があふれるようになって欲しいですね」

西岡さんは「そうなるように頑張ります。移住する方も増えて欲しいです」と、熱意を語ります。

元気な人が動き、まわりの人を動かし、ひとつのムーブメントになる。そんな活動になりつつあるようです。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年03月01日08時14分~抜粋

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