多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ファミマも認めた沖縄の味。高校生が作った「琉球ぬちぐすいカレー」とは?

10月末に『第9回ご当地!絶品うまいもん甲子園』(一般社団法人全国食の甲子園協会主催)の決勝大会が行われ、沖縄県立美里工業高校調理科のチームが準優勝しました。
高校生たちが各地の特産品を生かして料理のアイデアや腕を競うこの大会、準優勝となったメニューは「ぬちぐすいカレー」。

年明けからは沖縄県内のファミリーマートで期間限定で発売されるそうですが、いったいどんなカレーなのでしょう。
11月19日『多田しげおの気分爽快』では、作った高校生に、多田しげおが電話で話を聞きました。

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高校生が作ったカレー

準優勝したのは、村吉政哉さん、仲間功也さん、國吉生乃さん。ともに高校3年生の3人です。チーム名は琉球oceans(オーシャンズ)。村吉さんをメインに話を聞いて行きました。

多田「いいチームワークですね」
3人「ありがとうございます」

声が揃わないところがご愛敬。

多田「男の子だなあ。もう、オッサンが入って来てますね」

シャキッとしていないところが、如何にも普通の高校生っぽく、自分の高校時代を思い出したのか、なんとなく嬉しそうな多田。
 

名前の由来は?

「琉球oceans」の名前の由来を聞きました。オーシャンとは海のこと。自分たちが作るカレーが、沖縄の海のように県外、さらには海外に繋がっていって欲しいという思いで付けたそうです。

受賞したのは「ぬちぐすいカレー」。「ぬちぐすい」とは、沖縄の言葉で「命の薬」という意味だそうです。

多田「命の薬のカレー。ということは、このカレーを食べると健康になる?」
村吉さん「元気いっぱいになってくれるだろうなと思って作ってました(笑)」
多田「そこで笑ったらイカン」

ここで電話の向こうから聞こえてきたのはチャイムの音。

多田「今、学校にいるんだよね?まだ授業は行かなくていいの?」
村吉さん「全然大丈夫です」

本当に大丈夫だったのでしょうか。
 

味の決め手はマンゴー

「ぬちぐすいカレー」には紅芋、オクラ、ゴーヤ―、島らっきょうという沖縄産の野菜に加え、マンゴーと豚肉が入っているそうです。
マンゴーがたっぷり入っているため、普通のキーマカレーに比べて、黄色っぽい色をしているんだとか。

気になるのはその味。

村吉さん「普通のカレーとは一味違った、マンゴーの甘みと香りが特徴のカレーになってます」

マンゴーを入れるところが南国沖縄ならではです。
 

商品開発にも参加

琉球oceansの三人が作ったこの「ぬちぐすいカレー」が、来年1月から沖縄県内のファミリーマートで期間限定販売されます。3人は商品開発にも関わったそうです。

村吉さん「ファミリーマートの方ともお話させていただいて、味の調節だったり食材選びをして、販売までの一連の流れを実際に体験することができて、本当に良い経験になりました」

販売される際の商品名は『琉球ぬちぐすいカレー』。味には自信ありだそうです。

村吉さん「自分たちが作ったぬちぐすいカレーは、沖縄の彩り野菜がたくさん入っていて、マンゴーもたくさん入っていて、普通のカレーとは一味違った面白いカレーになってるので、皆さん、是非買って食べてみてください」
 

さらば青春。卒業後は?

最後に卒業後の進路を聞いてみると…。

村吉さん「ホテルの料理人として就職の内定をもらってます」

仲間さん「大学に進学して、調理関係からは離れてしまうんですけど、沖縄県の県庁の職員になりたいと思っています」

國吉さん「卒業後、栄養系の大学に進学して、管理栄養士を取って、食品メーカーの食品開発をしたいなと思っています。このカレーが自信になります」

沖縄県立美里工業高等学校、琉球oceansの3人が作り、ファミリーマートで商品化までこぎつけた『琉球ぬちぐすいカレー』、沖縄に行く機会があれば、ぜひ試してみたいものです。
(尾関) 
 
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2020年11月19日08時15分~抜粋

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