多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

「洋ナシの貴婦人」ル・レクチェ。ラ・フランスとの違いは?

秋はフルーツがおいしい季節です。最近は新しいフルーツがよく店頭に並んでいますが、食べ方や食べ時がわからないものもあります。

11月17日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』「旬食」コーナーでは、洋ナシを取り上げました。

名古屋市中央卸売市場からセントライ青果株式会社本場支社の暮石さんに電話で伺いました。

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ラ・フランスとル・レクチェ

冬に近づいたこの時期、入荷状況としては、リンゴ、みかん、柿といった秋冬のフルーツのが主力ですが、いちごや干し柿も入荷が増えてきたそうです。

今回番組で取り上げる洋ナシは、ラ・フランスとル・レクチェです。
とくにル・レクチェは、栽培そのものは以前からされていましたが、最近になってやっと店頭でも見るようになりました。

現在ラ・フランスは、山形で出荷のピークを迎えています。
ル・レクチェはまだ出始めで、これから新潟、長野で本格的に出荷が始まります。
 

ル・レクチェは『洋ナシの貴婦人』

ラ・フランスはなじみがありますが、ル・レクチェは初めて聞く、という方も多いでしょう。どんな違いがあるのでしょうか?

暮石さん「形は同じで、ややひょうたん型です。大きな違いは、追熟させて食べ時になった時の色です。ラ・フランスは緑色ですが、ル・レクチェはきれいな真っ黄色です。

また、ラ・フランスも香りが強く、甘味も強いですが、ル・レクチェは『洋ナシの貴婦人』と呼ばれるくらい、香りも強く濃厚な甘味でおいしい洋ナシです」

『洋ナシの貴婦人』という言葉にそそられ、多田は「これは食べないかんね」とぐっと乗り気な様子。
 

食べ時の見分け方

多田「ラ・フランスは追熟が必要な果物ですよね?買ってきたら追熟が必要か、すぐ食べられるか、どうやって判断すればいいですか?」

暮石さん「洋ナシは食べ時が難しいといわれますが、ラ・フランスとル・レクチェともに、軸のまわりの部分にしわがよって、香りが強くなったら食べ時です。

ル・レクチェに関しては表面の皮の色が薄い黄緑から黄色になって、濃い黄色になったら食べ時でわかりやすいです。

ラ・フランスの場合は、色が変わらないので、軸のシワと食べる直前に上の方を触るとちょっと柔らかく、弾力があることが食べ時のサインになると思います」

多田「シワとかは素人に難しいかもしれませんが、ちょっと触って少し柔らかいというのが簡単かもしれませんね」

暮石さん「あと香りですね」
 

おすすめの食べ方は?

多田「おすすめの食べ方はありますか?」

暮石さん「生がおいしいですが、食べ時が難しいので、ちょっと硬かった時は、サラダに入れたり、少しワインを入れてコンポートにすると長期で楽しめます。それをアイスクリームとかケーキにすると長く楽しめると思います」

多田は「さすが若い女性ですね」と発想に関心します。

ラ・フランスは食感に少しざらざらした感じがありますが、ル・レクチェは中身が白っぽく、果汁が舌にまとわりつくような滑らかさがあるようです。一度試してみたいですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年11月17日08時13分~抜粋

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